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postponed | 思考の延期

ここ数日間、自覚できるレベルでの軽躁〜躁状態に悩まされています。何かに駆り立てられるように、いろんなことを一度に調べてブラウザのタブの数が完全にいつもの自分ではない。

統合失調症は割と本人の病識に乏しい印象がありますが、双極性障害もそうした自分の感情の極端な上がり下がりを自覚できる時もあれば、後からやっと気付くこともあって、どこか"自分じゃない自分"に震え上がったりもする。



普段が辛すぎる問題

そもそも双極性障害の患者の多くは、深刻なレベルのうつ状態かフラットより少し下の気分なことが多いような気がします。

そしてそれを出来るだけキープするようにしていると思います。「低め安定」という言葉が示す通り、とにかく気分のムラを少しでも小さくして、感情に支配されるのではなく、自分にとって無理のない生活を送るのがゴールなのかなと。


ここ数日のはてな

  • 1日に2,3時間しか眠れない

  • 寝ても覚めても常に考え事しているような異様な焦り

  • 生前整理をするように部屋を大掃除する

  • 要らないものを一気に捨ててしまう

  • 欲しいものがいつもよりも増えて、一気に散財する

  • 散財を埋めるために、必要な物まで売り払ってしまう


しっかり休む

少し前までの僕は"休む"ことがとても苦手だった気がします。落ち込みが酷いにも関わらず、ベッドの上から起き上がれずにスマホでネガティブ情報をひたすらインプットする。

「寝ないといけない」と自分の頭では理解しているものの、そういうネガティブな情報取得もある意味では自傷のような依存的な一面を強く感じます。

だから精神的に落ち込んでいる時はTwitterなどのアプリはアンインストールしてしまったり、ホーム画面から消して、物理的に距離を置くようにしています。あとは他人との関わりも減らしたほうが良い気が。

いつもの日常的な癖(無意味なスクロールでの情報収集など)から自分を解放し、とにかく睡眠を満足するレベルにすることが必要です。しっかり休まないので、いつまでも心も休まりません。


今回のストレッサー

僕にとって、睡眠時間の長さは自分の精神状態のバロメータになっています。基本的にロングスリーパーなので、一日の半分(12時間程度)以上寝るのはザラです。「寝過ぎは良くない」と聞くが、やはり睡眠時間の確保だけは再発防止の意味でも大切にしています。

極端に睡眠時間が減るのは恐らく、日照時間の増加や気温の上昇などの外的要因が大きいです。冬は気持ちが落ち込むし、夏には気持ちがハッピーセットになってしまいます。でもこれはもう日本に住んでいる限り避けられない問題です。

今回の極端に睡眠時間が短くなった原因は恐らく、自分の今年度の身の振り方を考え込んでしまったからに過ぎない気がする。準備に準備を重ねてきた大学卒業を見逃してしまったから。自分の真面目過ぎさに呆れてしまう。あとは音源をどれぐらいの規模感で作るのかどうかにも悩んでいる。


延期

高校レベルの英単語で"postpone(延期する)"というものがあります。少し前まではそれ程意識しなかったのだが、語感の良さや発音時の口の気持ち良さも相まって、意識するようになった単語です。

「うつ状態の時に退職、退学、離婚などの人生の重要な選択をしない」というのは様々なうつ病に関する文献に書かれています。うつ状態の時はいつもの自分の状態ではないので、極端に悪い方向へ舵をとりがちです。

鬱だけに限らず、躁状態も間違いなくそうなのだろうと思います。自分の能力に見合わないことをやってみようとしたり、自分の収入に見合わない買い物をしたりするのは、後々のことを考えて一度は延期する、明日考える程度にしたり、落ち着いてからしっかり考えることが大切です。

でも、軽躁状態ってすごく人生を生きてる心地がするんだよね…。「もう〜、男子ってホントに子供なんだからァ〜」うるせえ、てめえだよ!!

ということで、今から二度寝します。
( ˘ω˘ )スヤァ…




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