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鼻長バスが町や村を走っていた時代/昭和

 イラストエッセイ「僕の昭和スケッチ」70枚目

ボンネットバス

<画/もりおゆう©  原画/水彩 サイズF5>

これはボンネットバスといいます。

昭和30年代頃まではこの鼻長バスが日本全国の町や村を走っていました。

このバスの可笑しいのは、これが走っていた当時でさへ僕らにとっては何故かレトロな感じがしたと言うことです。

大抵は女性の車掌さんが乗っていて、車掌さんに切符を売ってもらって乗るのです。車掌さんは上の絵のようにお婆さんを待ってあげたり、体の不自由なお年寄りの乗降を助けるなど、乗客の世話にも当たっていました。

中には美人の車掌さんもいて、運良く遭遇すると子供心にも中々嬉しかったものです😋。

良い時代でしたね。


<この絵と文は著作権によって守られています>
(This picture and text are protected by copyright.)

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