ヤムーの大冒険 第1章 第25話 地獄のチームヤムー合宿〜15日目〜
ヤムーは力強い目で言いました。
「みんな、聞いてくれ!これから二週間、地獄のチームヤムー合宿に入ります!」
「え〜マジかよ〜もうやだよ〜、おれも結構頑張ってきたんだぜぇ〜」
カルガモのチャーチルはいつものごとく文句を言った。
「馬鹿ヤロー、戦いに訓練はつきものだよ!二週間じゃたりねぇくれぇだっつんだよっ!俺たちリッキー族は一に訓練、二に訓練、三、四も訓練五も訓練だったよ、、まぁ〜おれも訓練が得意な方じゃねぇが、このリッキー様とマットは訓練の鬼だよ、、悪く言えば訓練馬鹿だなぁ、わっはっはっ!だからヤムーが言うようにこの二週間は全員死に物狂いで訓練に打ち込もうじゃねぇか。」
ヤムーは少しだけ微笑みながら話しを続けた。
「ディッチさん、補足ありがとうございます。
では、改めてチームの発表をします。
第一陸チーム 隊長はリッキーさん、隊員がマットさん、ディッチさん、ラリー、パギンス
第二水チーム 隊長はボッツ、隊員がチャーチル、ケリー、エリザベス、メリー
第三ミラーチーム 隊長はチャッピー
私はこの三チーム全体を監督させて頂きます。
今日から一週間はそれぞれチームごとの訓練のみ実施、二週間目からは午後は三チーム合同訓練とします。
今日午前中はチームの隊長で打ち合わせをします。みんなは自由時間とします。
午後にここに集合し、各チーム訓練を始めましょう。それではみなさんこの二週間頑張っていきましょう!」
「すいませんっヤムーさんっ、、」
「チャッピーどうした?」
チャッピーは顔を赤らめながら恥ずかしそうに声を振り絞るように言った。
「僕、このチームの歌を作ったんだよ、、今日はこれからみんながひとつになるキックオフ会だから、、歌ってもいいかなぁ?」
「はっ?なんじゃそりゃあ〜、素敵じゃねぇか!
チャッピーとやら、是非歌ってみせろや。
ただし、くだらねぇ歌だったらぶっ飛ばすぜぇ〜わっはっはっ」
ディッチは偉そうに言った。
「是非聴いてみたいわ〜」
ケリーも少し前のめりになっています。
「っと言うことで、チャッピー是非聞かせてよ」
ヤムーは優しい口調でお願いをしました。
「チャッピー、チャッピー!」
みんながチャッピーの名を叫んだ。
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