言語化力が現代最強のスキルになる【読書記録】言語化力 言葉にできれば人生は変わる
しっかりした目的を持って言葉を使っていますか?
なぜ言葉を使うのか?その問いに明確な答えをくれるのがこの三浦崇宏さんの「言語化力 言葉にできれば人生は変わる」です。
次のメッセージがその問いの答えになります。
言葉を操る力、言語化力は人生をラクにしてくれる力です。今日はこの「言語化力」を読んで自分の中で生まれたものを言葉にして発信していきます。
このnoteでは、書評を中心に読書に関する記事を発信しています。ぐちゃぐちゃになった頭の中を読書で整理してみると、それだけで人生がラクになります。
なぜ言語化力が現代最強のスキルなのか?
その答えのひとつがインターネット。
コミュニケーションできる相手が自分の半径5mからインターネットの先にいる無限の人達になったから。
ふんわりとした空気でコミュニケーションができるのは自分の半径5mまで。インターネットの先にいるバックグラウンドをほとんど知らない人達とコミュニケーションをとるためにはもっと明確ではっきりとしたスタンスが不可欠となりました。
このnoteでも明確で魅力的なスタンスを発信しているクリエイターさんがいっぱいいますね。
例えば次の記事を書いている"おつーアロマ心理学ブログ"さんはそのスタンスが明確ですね。
自分のスタンスが人を惹きつける武器となる。そしてそのスタンスを人に伝えるためのもっとも最適なツールが言葉です。
まずはスタンスを決めろ
まずはスタンスを決めよう。
スタンスを分解すると次の3つです。
①自分がどこにいるのか?
②自分がどこを向いているのか?
③自分がどこまで進んでいきたいのか?
わかりやすく前回の記事「年上を老害と呼ぶ若者もいずれその老人になる」でどういうスタンスをとっていたのか、それを振り返ってみます。
①自分がどこにいるのか?
これは社会における自分の立ち位置といってもいいと思います。
前回の記事で言えば次のようなことを考えていました。
②自分がどこを向いているのか?
これは簡単に言ってしまえば世の中の動きに対する自分の好き、もしくは嫌いで大丈夫です。
前回の記事で言えば次のようなことを考えました。
③自分がどこまで進んでいくつもりなのか?
その向いている方向に対して、快適にストレスがあまりかからないない程度でどこまで進みたいのか?です。
前回の記事で言えば次のようなことを考えました。
この3つのスタンスを詰め込んだのが「年上を老害と呼ぶ若者もいずれその老人になる」の記事の記事です。
人は魅力的な目的・意味合いで動く
人が動く原動力が感情の共有から魅力のある目的・意味合いに変わっているように思えます。例えば仕事の場合だったら、同じ職場で「同じ仕事をする仲間だ」という感情の共有にあった重心が、企業理念やPurpose(パーパス)に惹かれるかどうかに変わっている、そのように感じます。
パーパス、目的、意味合いは見えないからそれを言葉にして発信する。その言葉に惹かれた人がその企業に集まってくる、このような大きな流れがある。
(これらの企業の理念は大きすぎて曖昧なので個人的にはいまいちピンとこないのだけど。)
そのパーパス、目的、意味合いをもう少し小さくして具体化したのがスタンス。
つまり、自分がどこにいて、どこを向いていて、今はどこまで進みたいのか?
それを言葉に詰めてこんで発信しよう。(このnoteでできます!)
その言葉から見える自分のスタンスが人を惹きつけ、人を動かす。
言葉は自分の意思を伝えるツールで、 人間関係を構築するツールです。
だから言語化力は現代最強のスキルに十分なる。
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