龍神考(19) ー熊手と水神ー
春日信仰に見えるK+母音とM+母音
前回の「龍神考(18)」では、奈良の春日大社の御祭神と御由緒が、太陽を祀る「日巫女」が降雨の祈りを「云い」、太陽が海を温めて「云(立ち昇る雲)」と風を起こして降雨につながる様を示す一字「靈」=「雨+口口口+巫」、と深い関係があることに気づきました。
〜春日大社御本社(大宮)第一殿〜第四殿と若宮社の御祭神〜
・第一殿=武甕槌命→白鹿(白雲)に乗って御蓋山浮雲峰に降臨した雷神
・第二殿=経津主命→息吹で雲を動かし天気を操る風神、斎主(神職)