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旅に出たら何か変わるのか?について

最近観て、忘れかけてた何かを思い出させてくれた映画。

「食べて、祈って、恋をして」


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ニューヨークで活躍するライターのエリザベスは、35歳。結婚もして、仕事もうまくいってて、一見「幸せそうな人生」を送ってた。

でも、何かが違うと思って生きている。

でもそれが何か分からない。

ただ、これは自分の望む人生なのかって強い違和感を感じている...。


テレテレッテレ〜♪ 

人間あるある〜♪


これが本当に望む道なのか問題


人って、どこかのタイミングで絶対に

本当にこれでいいのかな〜って悩むようにできてるんだと思う。

もうきっと皆そうなるように作られてるから、こればかりはしょうがないよ!(しらんけど)


ただ、2種類の人間がいるとは思う。


違和感に目をつぶって、生活する人

真っ向から挑んで試行錯誤する人


映画の主人公・エリザベスは後者で、旅に出ることにした。

“後者側”を選択した人の葛藤や景色を人生を拝めるのが、この映画の醍醐味だ。


最初の目的地はイタリア。

彼女が出発する前に親友はこんなことを言った。


「皆、違和感や不満を抱えて生きてる。それが普通なのに、全てを捨てて旅に出るなんて。大学生みたいね。」


そこで主人公のエリザベス言ったこのセリフ


新しい場所で、何かに驚きたいの!!
言語、ジェラート、スパゲッティ….


わかりみが深い。


私も、何かにモヤモヤしてて、何かを変えたくて、新しい場所で何かに驚きたくて、急に思い立って1年半トロントで生活をしたから、このセリフを言ってる彼女に感情移入をした。


✳︎

今まであったものを手放すと

空いた分だけ新しいものがブワーっと入る。

言語も分からない、初めて訪れる地での生活は新鮮そのものだ。

映画に登場するのはイタリア、インド、バリ。

カルチャーショックを受けながらも、その街に溶け込み、人との偶然の出会いを通して、何か大切なものを集めていく彼女を観ると、まるで一緒に旅をしている気分になれる。

国によって、街なみはもちろん、人の考え方も全然違う。そんな人たちの触れ合いを通して、彼女の表情がグラデーションのように変化していく。

観た後に温度が高くなるような、素敵な映画だ。


✳︎

さて、映画の話が長くなってしまったのだけど

ここからは


旅に出たら、何かが変わるのか


についての私の意見。


私は、変わると思う。


今の日常と全然違うところに行けばいくほどその変化は大きくなると思う。

具体的に何が変わるのかというと

考え方のバリエーションが豊富になると思う。


「こんな考え方する人がいるんだ!」

「こんな生き方もあるんだ!」

「自分がいた環境ではありえない!」

に出会えば出会うほど、

いつもとはヒトアジ違う視点で物を考えられるようになるんじゃないかなぁと思うし

選べる選択肢も増えると思う。


「ちがう」に遭遇した分だけ、自分の中の価値観に革命が起きる。


その瞬間って、戸惑いもあるけどものすごくワクワクする。こればかりは、本で読むよりも、誰かに話を聞くよりも、身をもって体験するに限る。


流れる途中に岩にぶつかりまくって尖った石がまんまるに変化するくらい、

「今までこう考えてたけど、今は○○かも。」

みたいな変化が起こりやすい。

慣れ親しんだ場所じゃないと、変化に敏感になる。よく見つめるようになるからだと思う。

目に飛び込んでくるものとか、聞こえることが多くなって、それだけ考える機会も増えて、結果的にそれが新しい自分を作ることに繋がるんじゃないかと思う。


だから、この人、旅に出た後目つきが変わった!みたいな目に見える変化ではないけんだけど、確実にその人の内側には変化が起こっていて、それは意味があるものなんじゃないかなぁと思う。


....


はあ〜!早く旅に出たいね!!


私は次なる旅に出発できる日を、今日も虎視眈々と待ち続けています。


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