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メルボルンでお花買い始めたの巻 めざせ植物マスターへの道

先週末、ふと花屋に立ち寄ると白くて可愛らしい花束が10ドルで売られていた。

わあ、久しぶりにお花でも買っちゃおうかな…?と思い、吟味して一番好きな色合いのものをレジに持っていった。

「この花は香りもいいのよ」と微笑むお姉さん。花を近づけるとフローラルな自然の香水のよう。

ブーケを持って街を歩くとなんだか幸せな気分になった。


幸せを握ってお家へ帰ろう


もしお花を買ったら花瓶にしようと取っておいたお気に入りのワインボトルとガラス瓶に挿してみると、う〜ん!大成功!

ひとつは私の机に、ひとつはティムの机に、ひとつは台所に置くことにした。



期間限定の住まいは既に家具が設置されており、たった1年のためだけにインテリアを買う気にはなれない。

でも、お花という手があったか。

グラデーションのように変化を見せてくれる生きるインテリアなら仮住まいでも十分に楽しめる。

おまけに、夕暮れ前は壁に美しいシルエットを投影してくれるという特典も。



ああ、お花がお部屋にあるってなんて癒されるんだろう。

チラッと窓際を眺めては、美しく花開いている姿にきゅんとときめく。

何かをお世話をするきっかけができるのもいい。

毎日3つのボトルの水を入れ替えて元の位置に戻す。ささやかな愛おしい手間は大歓迎だ。


翌週、私はまた同じ花屋を訪れた。

店内のお花畑をじっくりと見渡す。

この瞬間からお花の醍醐味はスタートしている。

今回は紫のボリューミーな花を買うことにした。



たくさんの蕾がついている。

今回はお楽しみが盛りだくさんなブーケを買ったようだ。


紫以外は最初からあったフェイク植物





昨晩、& premiumのお花特集をiPadで読んだ。

実は、先週の白い花は思ったよりも早く枯れてしまったのだ。

何がいけなかったんだろう…

そう思っていた矢先、お花のお悩みQ&Aが掲載されており、ダメな理由をいくつか知った。

花の茎を切るときは花切りハサミがあった方がいいこと、切り花を日当たりのいい場所に置くのはよくないこと、花瓶は定期的に洗わないといけないこと、ぎゅうぎゅう詰めにしないこと、水の量は花瓶の半分くらいがいいこと、お花の元気がなくなったらボールに水を張った状態で茎を切ってみること…

ああ、無知ってこわい。

右も左も分からないお花初心者なもので、NGなことをいくつかやらかしていた。

でもこうやって、実際に花を買って、勉強して、失敗して学んでいくんだよナ。

目指せ植物マスター!!…ということで、今一番欲しいものは花切りハサミです。

ただ買っておしまいにしたくなくて、花の種類や花言葉なんかも詳しくなりたい…

そう思って、花を買う度に絵を描くことにした。



ノートに順番に並べていく予定!


小学校の時にアサガオの成長日記とか付けたっけ…20年後くらいに似たようなことを始めるという笑

本を読んで知識を詰め込んだとて、いずれ抜け落ちるのがオチ。

こういうのは実践しながら少しずつ覚えていくのが一番記憶に染みつく(と私は思う)。

ってことで!!!

これから花の絵と、名前と、価格と、花言葉を記録していこうと思う☺︎

ちなみに、花の名前に関しては、ふたつとも店員さんに聞かずにお店を出てしまったのです。

花の名前が分からなくては花言葉も知ることができない。

うーんどうしよ…

調べてみると、写真を撮ったら花の名前を教えてくれるアプリがあるらしい。

さっそくインストール。


便利な世の中だ


ふたつ目の紫の花の名がヘリクリサムということはすぐ分かった。

でもひとつ目がなかなかヒットせず…

諦めかけていた矢先、今日の夕方スーパーに買い物に行くと同じ花が売られているではないか!!



こうして名前を確認することができた。

水仙エルリッチャーっていうらしい。

エルリッチャーがどうも覚えれない。

水仙アリエッティ?ん?ってなってる。笑


呼んだ?





そんな感じで、これから毎週新しいお花を迎えて、少しずつお花に詳しくなっていこうと思う。

花言葉を毎回知れるのもおもしろい。

水仙エルリッチャーの花言葉は「うぬぼれ」らしい(笑)

ヘリクリサムは「永遠の愛」「黄金の輝き」。

花言葉を知った上で、伝えたいメッセージを密かに込めて花を贈るのも楽しそうだ。ていうかそんなロマンチックなことは恋人にやられたい。

でも昨晩ティムに花言葉って英語でなんて言うの?って聞いたら「ナニソレ」って言ってた。花言葉というワードすら知らないティムであった。


それはさておき

お花っていいなぁと思い始めたのは、本当にここ数年のこと。

小さな頃はガーデニングに気合を入れているおばあちゃん達を見て「何がそんなに楽しいんだか…」と不思議だったんだが(笑)

でも、今ようやく気持ちが分かった。

花は、いい…!!(笑)


おもしろいことに、同年代の周りの人も最近になって口を揃えて花の良さに気づき始めたという。

人は歳を重ねると花や植物を愛で始めるようにプログラミングされてる説あると思う。




今朝、仕事が休みのティムと二人で近所のロースタリーにコーヒーを飲みにいった。



そこで昨晩見たアンドプレミアムの美しいお花特集を彼に見せると「俺はラフレシアみたいな花がほしい」と言ってた。

ラフレシアと言えば、私のおいでよどうぶつの森のランラン村によく生えてたなぁ…と思い出したのであった。


植物マスターへの冒険… to be continued


書き続ける糧になります。大事に使わせていただきます☺︎