お気に入りを集めた数だけ、起きるのが楽しみになる

昨日、仕事の後にイッタラ展に行ってきた。

イッタラはフィンランドの歴史ある食器ブランドで、デザインのシンプルさや色の美しさ、実用性と遊び心がなんとも魅力的だ。

展示会の中には、色ガラスが工房で作られている映像があったのだけど、それがまあ迫力満点で。

1つ1つのガラスに息を吹き込んで整えていく瞬間は、まるで命を吹き込んでいるかのようで

力強くて、美しかったなぁ….。

あまりにも感動したものだから、寄り道して色のついたイッタラのグラスを2つ買ってお家に帰った。

数ある色の中からじっくりと吟味して選んだグラス。

透明の中にブルーとイエローが宿った、本当に綺麗な色をしている。

なんだか普段飲んでいるお水を2倍おいしくするパワーさえもあるような…。

起きる度に、お気に入りのグラスでお水をごくごく飲んで、お気に入りのお皿に朝ご飯を盛って。

たったそれだけで、明日を迎えることがほんの少し楽しみになるんだよな、、。

✳︎

楽しく生きるためのヒントを１つここに。

それは、自分をお気に入りで囲むことだ。

これはモノに限ったことではなく

お気に入りの

人物、場所、仕事、香り、音楽、食べ物などを

1つ1つ自分のために選択していくということだ。

お気に入りを選ぶということは

かんたんなように見えて

意外にむずかしい。

それは

「とりあえず」をなくすことであり

自分の心と向き合い、素直になることであり

“お気に入りじゃないもの“を手放す覚悟であり

「私はコレが良い」と胸を張って周囲に表明する勇気だ。

今あるものを

カードをめくるように

1つ1つ、お気に入りに変えていく。

それは時間や手間がかかることかもしれないし

場合によっては勇気が必要なことかもしれない。

だから、まずは手始めに

日常で使う何かを1つ

とびきりお気に入りのものに変えることから

スタートしてみるといいのかもしれない。

選ぶときの基準は

高価なものでもなく

人気かどうかでもなく

自分が純粋に好きと思えるか、

ときめくかだ。

コーヒーカップでも

iPhoneケースでも

靴下でも

なんでもいいので

自分の心が（これ好き！！！）と叫んじゃうような何かをまずは1つ選抜してみてほしい。

そして少しずつ、お気に入りを選ぶことに慣れ

ゆくゆくはあなたの人生を

好きなもの

好きなこと

好きな人で埋め尽くしていってほしい。

好きな場所で、好きな人と、好きなことをして、好きなものを食べて、好きな服を着て…

そんなことを言うと、夢物語に聞こえるかもしれないし、胡散臭くてゾワッとする人もいるかもしれないね。

そんなの一握りの人しかできないんだ、自分は諦めるしかないんだってね。

うんうん。たしかに、一握りの人しかそんな生活を手に入れていないよね。

でも、それは難易度の問題というよりも

そもそも

一握りの人しか

好きなもの集めに取り組んでいない

だけであって、

やろうと思えば誰でもできてしまうことのようにも思える。

別に、金持ちじゃなくても、偉くなくてもさ

自分が好きだなぁと思える人だけと仲良くしていいし

ご飯屋さんのメニューの中から1番食べたいものを選んでもいいし

部屋にテンションの上がるアイテムを置いていいし

好きな仕事を追いかける権利だってあるよ。

だから私は

今日も『あらゆる自分のお気に入り』を集めることを躊躇わずに生きるのだ。

だってさ

あなたもわたしも人生一回きりなんだもん！

来世は人間じゃないかもよ？

せっかくこの世にやって来たからには

存分に楽しんでいかないと。

我慢しなくてもいい。

妥協しなくてもいい。

今から始めたって全然遅くないさ。

ということで

まずは１つ。

お気に入りのものを取り入れることから一緒に始めてみよう（＾_＾）

私も集める！！！！！

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