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カメになるべき

ウサギとカメという童話がある。

ウサギとカメがレースをするというお話しだ。


「位置について。よーい、ドン!」の後に

ウサギは持ち前の足の速さを生かして

ピューっと猛ダッシュ。

カメはノロノロと歩き出した。

ウサギは全力疾走したあと後ろを振り返った。

カメの姿は見当たらない。

しばらくかめは来ないなと確信して昼寝をした。


すると、だ。

なんとウサギが昼寝をしている間に

のろのろと歩いていたカメが近づいてきて

うさぎをそっと追い越し、勝利してしまった…..。


そんな逆転劇だ。


✳︎


幼い頃にこの童話に出会う人は多い。

わたしも幼い頃、本屋さんにある童話コーナーでこのお話しと出会った。

読んだときの感想は

「うさぎ、もったいない….」

とかだったと思うのだけど

大人になった今、このお話を聞くとなかなか深いなぁと思う。


まず、カメが勝ったのには2つの理由があるのだ。


1つ目は

全力疾走して全力爆睡したウサギとは対照的に

地道にこつこつと歩んだからだ。


わたしは昔から生粋のウサギタイプだった故に

ウサギに共感しちゃうし

ウサギが負けた理由も大いに分かる。


わたしは今まで

週3日を勉強デーにして、猛勉強。

残りは何もしない!

といった作戦をより好んできた。


するとどうなったか?


必ずと言っていいほど

勉強デーが来るとめんどくなり

今日は疲れているし、明日やろ〜….!

と言い続けて結局やらなくなってしまったのだ。


ということで

わたしはこれからカメになることにした。

今、学んでいるものがあるのだけど

講義の動画を1日1つだけ観ることにしたのだ。

一見とても地味で時間がかかりそうだけど

昨日気がつくと13個の講義が終わっていて嬉しくなった。


時間はかかるけど、確実に進んでいる。

『毎日少しずつ進む』が1番遠回りのように見えて

結局は1番の近道なんじゃないかと思った。


さて、2つ目のカメが勝利した理由。

それは『見ていたもの』の違いだ。


ウサギが”カメ”を見て進んでいたのに対して

カメは”ゴール”を見て進んでいた。


つまり、ウサギは競争相手のカメを見て

「こいつはまだ後ろにいるから大丈夫だワ」

って油断して爆睡してしまったのに対して

カメは淡々とゴールに向かって進んでいた。


わたしたち人間は、何かしらのゴールを持っている。言い換えると、辿り着きたい未来がある。


素敵な恋人が欲しいとか

余裕のある暮らしがしたいとか

お仕事で成功したいとか

いろいろあると思う。


その状態を手に入れる道のりで

“見るものを間違えちゃダメだよ”って

ウサギとカメのお話が教えてくれている。


つまり

他人を基準にして

あの人はこんな感じだから自分はちょっとくらいサボっても大丈夫!と余裕ぶったり

逆に

あの人はこんなに順調に進んでいるのに自分は…!と焦って体力を消耗しないこと。


やるべきことは

淡々と欲しい未来を見つめて進むことだ。


ということで、カメのように

地道にコツコツと

辿り着きたい場所を見つめて進む

というのが最強である。

目指せ、カメ🐢


✳︎

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