風が吹き涙が流れ物語が生まれる
いつだったか、ちょっと不運というか理不尽なことがあってさ。
急に今までの人生全ての不運というか理不尽というかみたいなことを思い出しちゃって、抜けられなくなっちゃったのね。
抜けよう抜けようと思えば思えうほど抜けられないんだよね。
そんなある日。
夕方、神田川沿いを歩いていたんですよ。
ふわって風が吹いたの。
いつもの風とちがったの。
肩を抱いてくれるような風だったの。
♪千のかーぜーにー
みたいな風だったの。
でね、うわあああああああって涙が出てきたの。
そしたらね。
すごい