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2分で読める子育てエッセイ№152『ドキドキしながら待つ予定だったのに』
ずっと待っていた瞬間がついに来た。
『お母さんただいま~』
と、小1になった息子が一人で小学校から帰ってきた。
おおっ!ついに、ついに一人で帰宅・・・
驚いた。
『一人で大丈夫だった?』
と息子に聞くと、
『うん。同じ方向の人が班になって帰って来たんだよ。先生もお家の近くまで送ってくれた。』
と、何てことないように言っている。
思い起こせば、幼稚園バスに乗らないと泣き、車で送って行った約1年。
バス通園に代わって、バス停に行き帰り迎えに行くことさらに2年間。
お姉ちゃんの時代を入れ計6年。
『長かった・・・すごく頑張った・・・ようやく、家で待っていても帰ってくる日が来た。』
と思っていたら、息子にこう言われた。
『お母さん。昨日は学校まで迎えに来てくれたのに、今日は来なかったね?どうして?』
どきっ!!そこに気付いた?
『えーっとね・・・』
その表情で、息子に秘密がバレたらしい。
『お母さん。時間間違えたの? 何で間違えるかなあ?』
ごめん。帰ってくる時間、完全に10分間違えてた。
『今日こそは家で待つぞ』
と、今か今かとドキドキしながら待つ「初めて記念日」をぼーーーーーっとしている間に、うっかり迎えてしまった。
多分娘の時も同じパターンで。
これが幼稚園バスだと、時間になってもバス停に保護者が来ない場合、そのまま幼稚園に連れて帰られて、延長保育の500円が発生していたことを思い出した。
でも、いまだに納得いかないこの500円。
本当は罰金ではないかと思うのはワタクシだけかな?
しかも、電話して、言い訳して、車で迎えに行く二度手間付き。
精神的ダメージもてんこ盛り。とほほ。
小学生バンザ~イ! 一人で行き帰り出来るぞ~!
ワタクシ、うっかり忘れて家にいても罰金なーし!
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