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2分で読める子育てエッセイ№704『娘と息子が揃って読んでくれた日』

将来子供たちが子育てをするとき、きっと自分の子供の頃を知りたいハズ。

そう思ってこの「2分で読める子育てエッセイ」のシリーズを書いているつもりなのだけれども、その読んでもらう時期は大きく前倒しされている。

最近は投稿前に、読書大好きな小6の娘に感想をもらうことが多い。


娘がニヤリとしたら、合格。
娘が「ブッ!」と噴き出したら、ワタクシの勝ち。
娘が「いいよ」と言ったら、ギリギリセーフの作品。

そんな感じではないかと、ワタクシ娘の表情をよんでいる。


でも、いつもいいタイミングで書き上げているわけではないので、娘の検閲なしで投稿していることが多い。



ある日、パソコンを開きっぱなしにしていたら、まだ娘が読んでいないけれど、すでに投稿した作品を読んでいた。
ニヤリとしていたので、合格らしい。

すると珍しく、小3の息子もお姉ちゃんのマネをして、ワタクシの作品を読み始めた。



「そ、それ、あなたのことを書いたの」

一体どんな反応をするのか、ドキドキしていたら、息子はニヤ~っと笑ってこう言った。



「お母さん、夏休みの間は宿題の道具、片付けずに出しっぱなしでいいの?『とほほ』だって~!おもしろーい!」


自分のことを面白がって読んでいる息子。
さらに思わぬ言葉が。

「noteのスキ押してもいい?」


息子から、ワタクシの作品に初めて「スキ」をもらった。

ひゃっほーい!



ところがワタクシ、密かにこう思っている。

将来、息子がなんだかのタイミングで、ワタクシの作品を読んだとき、その感想が今と同じとは限らない。

「ふーん。お母さん、こんなの書いてたの?」
だったらまだしも、最悪の事態も考えられる。


「なんだよこれ! 俺の恥ずかしい事ばかりを作品にして! こんなの全然おもしろくなーい」

こんな悪態をつかれる可能性があるので、将来、問題にならないように、また、ワタクシの心が折れないように、ここにこの言葉を残しておく。

8歳のあなたは、ワタクシの作品を読んで大絶賛でしたけど?


ニヤリ。






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