2分で読める子育てエッセイ№151『時間厳守?厳守~?!』
ある日、だんなが小1の息子の腕時計を見ながらこう言った。
『イチ(息子)は幼稚園の時から本物の腕時計をしているのか。』
自慢げに見せる息子。
『お父さんは子供の頃、幼稚園で作った腕時計をしていたのに。
いいな。カッコイイな』
息子は、だんなの腕時計が羨ましかったらしく、年長の頃から幼稚園以外で腕時計を付け始めた。
お蔭で、数字に興味をもち、時間も少しずつ読めるようになったし、理解出来てきたので言うことない。
この腕時計を寝る時もつけていて、ボタンを押すと ちょっとだけ明るくなるのが気に入っているようだ。
ある日、寝る時間が遅くなってしまった。
ワタクシ リビングで色々やっていたものだから、息子もだらだらと起きている。
いくら先に寝なさいといっても、寝る訳がない。
仕方ないので
『お母さん21時40分まで家事をするから、先に寝ててね』
と、布団に入れ寝かしつけた。
ところが、家事に手間取り 自分の言ったことをすっかり忘れていたころ
ガチャリとリビングのドアが開いた。寝ているはずの息子だった
『お母さん。もう21時43分だよ。待ってたんだけど?』
うそ~ん。まだ寝ていなかったの?
待てとは一言も言っていないよ~。
『お母さん言ったよね?40分までって』
え~お母さんに厳しくない?
息子は、ワタクシが
『20時までに歯磨きしようね』
といっても守ったことが無いのに。何だか納得いかない。
だんなに紙で腕時計を作ってもらおうかしら?
いつでも20時30分の時計。
『お母さんの時計はもう寝る時間よ~早く寝なさい~』
って。
でもだんなによく念押ししておかないと
きっと、3時の腕時計を作ってくるに違いない。
いつでもおやつの時間。イメージ通りすぎ。
しかもそれは、守らなくても困らない事!
言わなくても勝手に出来ている事!!
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