2分で読める子育てエッセイ№658『聞き間違いセレクション』
休みの日の夕方。
小3の息子がワタクシにペタっと、くっついてきた。
こんな時は、さみしい時か眠たい時。
「昨日遅くまで起きてたから、眠いのかな~」
と思っていたら、突然
「スキ~♪」
と息子が言いだした。
「なんだなんだ、可愛いな」
こんな可愛いことを言ってくれる時期は、果たして、いつまで続くのか。
ちょっピり嬉しくなったワタクシも息子と同じテンションで
「スキ~♪」
と言い返した。
ところがどういうわけか息子が、バッとワタクシから離れて、真顔でこう言った。
「どうしたの? お母さん。僕、スピーって寝ているマネをしただけなのに。今、僕に『好き』って言った? なんかハズイ~」
うそーん。
なんなん。その裏切り方。
超ショックなんですけど!
それはまるで
「きれいですね」
と、景色を褒めたのに、自分のことだと勘違いした人の類似品。
ひょーっ!
ワタクシ顔が赤くなる前に、とっとと息子から離れた。
もう~。めっちゃ恥ずかしい~。
息子の言葉、聞き間違いセレクション。
初のメッチャ恥ずかしい部門、堂々の第1位。
おめでとう。
いや、全然めでたくない。
サポートありがとうございます! 迷わずお菓子を大人買いしますよ?怒りません? ありがとうございま~~~す ε=ε=(ノ≧∇≦)ノ