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2分で読める子育てエッセイ№810『日記なのにオチいる?』

ある日、小3の息子が宿題で書いた日記を覗き見。
そこには、さっきまでワタクシと遊んだドッチボールのことが書かれていた。ウキッ!
「お母さんとドッチの練習したのでパスとキャッチが上手くなりました」
そうそう。しつこく何度も練習したからメッチャ早い球投げれるようになったよね~。お陰でワタクシ、筋肉痛確定だけど。

「途中から5点とったら勝ちのゲーム形式にしました」
そうそう。息子の体力の限界まで付き合っていたらキリないし。ぼちぼちイイ感じの言い訳してやめようと思ったときに息子が言い出してくれて助かったよ。ところでワタクシ、手と足に何枚の湿布がいるかしら。在庫はあったかな。

「5分くらいして、お母さんに負けたけど楽しかったです」
あ! いま気がついたけど、勝負に負けたのに怒らなくなったよね。スゴイ成長。逆にワタクシすでに足がガクガク、体力なくなったけど。

すると、息子の日記はこうシメられていた。
「あとは全部勝ちました」
ひょーっ! 1回母をもちあげておいてからの、急降下。もう1回、もう1回と持久戦に持ち込んだらこっちのもの。母、チョロいぜみたいなみごとなオチ! 
うそーん、日記なのにオチいる?

結局いいところは、ぜーんぶ息子に持っていかれた。残ったのは、ボール投げのせいでアヤシくなった握力と戦いながらの夕飯作り。
ちぇっ。


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