【チャンスを掴む】その悩みや心配事は、取り越し苦労で終わる。多分。

夫と私は、
一応コンビニのつもりの
小さなコンビニ兼お菓子屋さんを経営していた。

開店したのは昨年末で、
実際に経営をしていたのは3月半ばまで。

この先、コロナがどうなるか分からないから
6月末で閉店をすることにしたので
実質経営をしていたのは3か月ほどと、
とても短かった。

お店を経営する事は夫の夢の1つで、
私はそれを知っていたから
できるだけ協力したかったので
開店することに同意をしたけれども
本当はめちゃくちゃイヤだった。

お店を始めることに乗り気じゃなかった最大の理由は
日本への一時帰国も含め、
”長期間の旅に出られなくなる”そう思ったから。

だけれども、
どう考えてもお店を開店することを
後押しされているとしか思えない出来事が
立て続けに起こったので、

『旅の事は、どうにかなるか。
最悪、旅に出る間はお店を閉めればいいし、
旅に出る経済的余裕も今はない事だし。』

と、気持ちを切り替えて
旅の事を考えるのをやめて、
雇用できるくらい
売り上げを上げることに集中することにした。


ビジネスに関しては無知だけれども
夫と手探りで経営を続けていたら、
思った以上に順調に売り上げが伸びてきたところに
コロナが世界的に広まりだして
お店の経営を続けることさえ難しくなり、
旅に出るどころの騒ぎではなくなってしまった。


私の、

『お店を始めたら、好きな時に旅に出れなくなるかもしれへんやん!』

というのは、取り越し苦労に終わり
旅に出るどころか、
家から出る事さえも控えなければいけない状況に陥った。


『”旅に出る事”に執拗にこだわらなくてよかった。』

って、過去の自分に感謝している。

お店の経営は乗り気じゃなかったけど、
たくさんの学びがあったし、
楽しい事もいっぱいあった。

間違いなく、
開店してよかった。

私は子供が苦手なのだけれども、
小さな子供たちが
お小遣いを握りしめて
駄菓子を買いに来る時間が
ちょっと楽しみになっている自分がいた。

自分の所持金と
買いたいお菓子の値段を交互に見て
真剣に悩んでいる姿が
とても可愛かった。

お金が足りなかったら
上目づかいで

『おまけしてくれませんかー?』

と無言で懇願してくる子もいたし、
諦めて、所持金内で買えるものだけ買う子もいて
それぞれの子供たちの決断と行動を見るのが面白かった。


”やりたい事”をできるチャンスが目の前に来た時に、
”今”、起きていない事に対して
心配したり、不安になったりするのは
時間とエネルギーの無駄で、
そんなことに執着している間に
チャンスは去って行くし
体験できたはずの事も
経験しそびれてしまう。


私は元々とても心配症で、
数年前までは
起こっていないことや、
来るか分からない老後の事を心配することに
膨大な時間を費やしていたのだけれども、
ほとんどの悩みや心配事は
きっと取り越し苦労で終わるのだろうと思う。

ある程度の対策をしておけば大丈夫。

今は、そう思う。

『今』が一番大事。


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