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【海外旅行記】アブダビ国際空港15時間トランジットーPART3ー

Hi guys!どうも、BETTYです。

今日の記事は、ついにアブダビトランジット記事のラスト、アブダビ国際空港でトランジットPART3です。ここまでPART1からお読み頂いた皆様、お付き合い下さりどうもありがとうございました!

【海外旅行記】アブダビトランジットーPART1ー はコチラ
【海外旅行記】アブダビトランジットーPART2ー はコチラ

PART2では、行きの6時間トランジットについて書きました。イギリスでのiPhoneトラブルで載せたい写真が闇に消えてしまったのはすごく残念だったけど、アブダビトランジットの魅力が少しでも伝われば嬉しいです。

さて、このPART3は、いよいよ待ちに待った15時間のトランジット観光です。もう一度ひとり旅計画について振り返ってみたいと思います。

プラン①到着してすぐにモーニングデザートサファリに参加する!

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画像引用元:【海外旅行記】アブダビ国際空港15時間トランジットーPART1ー参照

ロンドン発アブダビ着の飛行機が7時に到着予定なので、多少前後しても、8時空港集合のツアーだったら、十分に間に合うはずです!

モーニングデザートサファリとは、朝の砂漠を探検するアクティビティで、四駆でジェットコースターのように砂漠を駆け抜けたり、ラクダに乗って砂漠を歩いたりすることが出来ます。アブダビで、砂漠に行って遊べるなんてとっても素敵ですよね!

プラン②シェイク・ザイード・モスクを訪れる!

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画像引用元:【海外旅行記】アブダビ国際空港15時間トランジットーPART1ー参照

モーニングデザートサファリ(約4時間)の後は、市内のホテルで解散して、お昼からのアクティビティに参加します!ホテルのロビーで昼食を軽く食べて、時間になったらピックアップ場所に行けば、ロスタイムも無く行かれるという計画。私が今回アブダビにトランジットすることを決めた理由でもあり、最も行きたい場所、それがこのシェイク・ザイード・モスクなのです。シェイク・ザイード・モスクは、世界でも珍しい、異教徒も見学することが出来るモスクとして知られています。シティツアーのアクティビティに参加すれば、市内のマーケットでお気に入りのヒジャブを購入して、それをまとってシェイク・ザイード・モスクに行くことが出来ます。

この2つのアクティビティに参加して、だいたい、市内で12時間ほど滞在した後、空港に戻り、出国手続きを済ませて、行きのトランジットでチェックしたお土産を急いで物色し、あとは東京に帰るだけ!という、弾丸ながら充実のプランになっております!

トランジット観光の計画まとめ

ロンドンからアブダビ空港に到着!(午前7時前後)

トランジット入国手続き!ツアーの集合場所へ!(~午前8時)

モーニングデザートサファリのアクティビティに参加!念願のキャメルライドで砂漠をウォーキング(4時間)

市内のホテルで解散。(~午後0時前後)

ホテルのロビー周辺で、軽めの昼食。次のアクティビティ参加まで時間を潰す(~午後2時)

シティツアーのアクティビティに参加!夢のシェイク・ザイード・モスク!(4時間)

空港に戻って出国手続き!(~午後7時)

空港内でお土産探し(搭乗時間まで)

さようならアブダビ!東京に帰る!

実際に起きたこと

ここまでのワクワクする計画を見てくれた皆さん、どうもありがとうございます。この計画をあなたにお話しできるだけでも、私はとてもうれしいです。なぜならば、ひとり旅の悲しい現実が待っていたためです・・・。

悲しみ①シティツアー、最少催行人員足りない。定員割れで終了のお知らせ

事前にお知らせが届いたのでチェックすると、参加しようと思っていたシティツアーが定員割れしたことを知る。こういったツアーは基本的に最低2人からの受付になっているツアーが多く、選んだものは1人からでも申し込める数少ないツアーだったのに、人数が集まらず、なくなってしまいました。逆にいうと、ひとり旅のお客さんをターゲットにするとバラシになっちゃうことが多いから、申し込みは2人から受付が多いのだなぁと身をもって実感しました。あぁ、これも一人旅あるある。ひとりだとさ、気楽だけど意外とできないこと、多いよね。個人で申し込むことも考えたのですが、直前で空きがないというのに加え、ただでさえ個人てなるとべらぼうに高いので、残念だけど無理でした。

トラベルメモ✏ ひとり旅の注意!ひとりでは何もできないことがある!

悲しみ②せめてモーニングデザートサファリは行きたい!ところが飛行機が大幅に遅延。集合時間に余裕で間に合わない。

見出しからも、この悲しみがおわかりいただけただろうか…。なんと、こんな時に限って、飛行機が大幅に遅延して、朝8時に集合のツアーなのに、空港に到着したのが、もはや8時を迎えるころであり、手続きが終わるころには8時半を回ろうとしていた。。。

飛行機が遅れて、結果的に参加できなかったので打ち明けるのですが、シティツアーが決行しなくなった時点で、私はこのトランジット観光をどうするべきか悩んでいました。というのも、いざとなったら誰かに頼ることが出来ない、ひとり旅の不可抗力を痛感したためです。念のため確認してみたら、モーニングデザートサファリは、ツアーが終わった後は空港への送りはしてくれないとのことで、市内のどこかのホテルから自力で空港に向かうしか選択肢がなくなってしまったのです。実はイギリス滞在中に荷物が増えに増え、持っていたトランクだけでは足りず、機内持ち込み用のトランクを一つ買い足していたので、ん?大きい手荷物抱えてひとりで移動するのか?大丈夫かな?と一抹の不安がよぎってしまい、悩むことに。イレギュラーが起きまくったことを考えて、今回はトランジット観光を見送ることになったのです。

トラベルメモ✏ 旅には不測の事態が付き物。それも今後の経験。

ここまで楽しみに読んでくれた皆様、ごめんなさい!          トランジット観光、ならず!という結果に終わってしまいました。しかしながら、ここまで練った計画は、次回必ずリベンジするつもりで泣く泣く諦める形になりましたが、もしアブダビ旅行を検討されている方がいたら、失敗談も含めて、少しでも参考になったらいいな、と思っています。

どうする?空白の15時間の過ごし方

ということで、計画のすべては消え去り、私のもとに空白の15時間だけが残りました。落ち込んでいても仕方がないので、空港で15時間を何とか潰すしかありません。そこでまず私が向かったのは、こちらです。

ミールチケットをもらえるかも?一か八かカウンターに向かう

前にもお話した通り、スタッフが空港内を常に巡回しているので、困ったことがあったら、調べるよりも直接聞いたほうが早いです。

「あの、ミールチケットもらいたいんですけど、どこにいけばいいですか?」と聞いたら、

親切に道を教えてくれるお兄さん。有難や。早速、ミールチケットをもらいにカウンターへ向かうことに。ミールチケットとは、飛行機の都合でトランジットが間に合わなかった人や、トランジットがあまりにも長すぎる人に対して、航空会社が提供しているサービスのことで、空港内のレストランの無料利用券なるものがこのミールチケットなのです。物は試し、カウンターの女性に尋ねてみました。

私「空港内の滞在時間が15時間もあるのですけど、ミールチケットはもらえますか?」

女性「お客様、申し訳ございませんが、15時間ではミールチケットはお渡しできません」

私「えっ。15時間ですよ。ダメなんですか?」←食い下がる私(笑)

女性「申し訳ございませんが、ここでは15時間のトランジットは普通のことです。皆さん、各自で過ごされています。」

私「わかりました。(しゅん)」

トラベルメモ✏ 15時間のトランジットは普通

ということで、これくらいのトランジットでは、ミールチケットはもらえないみたいです。長時間というと、24時間クラスにならないと難しいのですかね。あるいは、トランジット観光に間に合わなかった証明が出来ればもしかしたらやってくれたかもしれないですね。いずれにせよ、私は事前にキャンセルしていたので、実際の損はしていなかったわけだし、仕方がありません。事前の判断が正しかったと思うことにして、次の対策を考えます。

とりあえず、落ち着こう。マックに行ってみる

15時間はまだまだ先が長い。テーブルが欲しい。

窓側に面した席が良かったのと(中にいると太陽を感じられない)、めちゃくちゃ高かったら怖いな、と思ったので安心の世界共通マックに行くことにしました。頼んだのは、リンゴジュースとガーデンサラダ。え。

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今考えると、中東で生野菜頼むって、かなりの愚の骨頂なのだが、どれだけ疲れていたんだろうか、私は。胃も頭もやられていたんでしょうね。   実際に払ったお金はコチラ。

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日本円にして、サラダとジュースで1,100円くらいですね。高い。今考えても、変わったハンバーガーとか食べたほうが絶対よかったのに、なぜサラダにしたのだろうか。

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窓から外の世界を見てちょっと落ち着く。そして、作業してみたりする。

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今考えると、お金を払ってラウンジに行ってみる手もあったのですが、なんでそうしなかったんだろう。

気を取り直して、お買い物に行こう

さすがにマックに何時間もいるのも飽きてしまったので、移動することにしました。せっかくなので、行きに目を付けていたものをチェックしにお買い物に出かけます。

①BETTY、ラクダのぬいぐるみ買う

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行きの時とはまた違うお店のラクダちゃんたち。この中から2匹買って日本に連れて帰ってきました。みなさんはどのラクダが好きですか?

②BETTY、デーツのチョコ買う

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デーツのチョコもお土産で買うことに。よりどり選べる3袋セットでお買い得。他にも種類があって、全部違う種類を購入。量が多くてわりと重い。

③BETTY、キーホルダーのラクダも買う

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キーホルダーの小さいラクダも購入。15時間も空港にいたので、あらゆるお店を見て回ったために気づいたのですが、同じようなものが置いてあるようで、結構お店によってラクダの品ぞろえが違いました。アブダビでラクダの購入を検討中の方は、運命のラクダに出会えるまでは妥協しないことをお勧めします。

やることがないので、あらゆる椅子に座ってみる。

買い物も一通り終わったので、またしてもやることがなくなった私は、移動しては座るということを繰り返して、人間ウォッチングを開始することに。中東人のターバンの巻き方で、どこの国の人か見分けがつくようになったりしました。試しに色々な椅子に座ってみたので、お気に入りの椅子をご紹介します。(需要ありますかね。💦)

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この椅子はかなり便利で、手すりの下に充電ポートがついているので、座りながら充電することが出来ます。おかげで、15時間の滞在中も電池の心配をすることなく、音楽を聴いたり、ゲームをしたりして過ごすことが出来ました。しかも素晴らしいことに基本的にほとんどこの椅子でした。

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折り畳み式になっていて、使わない時はトランクをピッタリ横付けできるし、使う時は、足が延ばせるので快適です。しかも、充電もコンセントタイプとUSBタイプと選べる有難さ。USBの方が人気だったので、チェックしたほうがよさそうです。

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こんな感じで足が伸ばせます。

座るのも飽きた。再びぶらぶらしてみる。

本当に今考えると、どうしてラウンジに行かなかったのでしょうか。我ながら不思議で仕方がない(笑)空港を一人でさまよう謎の人物ですね。

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またしてもラクダ。レゴで出来ています。かわいい。

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自動販売機は基本的に現金対応でした。ちょっとしたスナック、ジュースの為にディルハムに換金するのはもったいなかったのでここでは見るだけで終了です。

他にもいろんなところにラクダのオブジェがあって、記念写真が撮れます。あとはサッカーロトをやっていたり、無料でもシャワー室があったり、結構無料でも楽しく過ごせました。

まとめ

後半戦はグダグダになってしまいましたが、いかがでしたでしょうか。

振り返ってみると、何故ラウンジにいかなかったのかやっぱり疑問ですが、これはこれで、15時間耐久ゲームみたいな感じで、面白い経験だったと思います。やはり世界のハブ空港はすごい、ということがこの経験で実感されました。というのは、基本的にどこの椅子でも充電が可能でリクライニングもできる、椅子が足りなくて座れないことはまずない、そのため床に座り込む人がいない、常にスタッフが巡回していて安全・安心、どこの場所にも暗がりがない、どこの場所も清潔、というのは、全く当たり前じゃないからです。皆さんもご経験があると思いますが、長時間トランジットで早朝とか深夜の人が少ない時間にずっと同じところに一人でいたりすると、身の危険を感じたりすることってありますよね。

24時間常に稼働し続けている空港ということを本当に実感することが出来ました。無料でこんなに快適なトランジットができるのは、アブダビの素晴らしさだと思います!なので、トランジットするなら断然アブダビをオススメします!

余談ですが、日本に帰国したとき、検疫にこんな張り紙が。

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アブダビ経由便なので、特に念入りに聞かれました。そういうのも含めて、今回のトランジット観光を見送ったのは、結果オーライかな、と思うことにします。ところで、ドバイ出身の同級生にこの話をしてみたら、彼曰く、「ラクダって一頭いくらするか知ってる?そんなに大切な生き物をMERSで失わせるわけがないんだから、すごく徹底して管理してるよ」

だそうです。

「えっ、ラクダってそんなに高級なの?」

なんと、フェラーリ1台分と同じくらいだそう。これには驚きました。

余談が続きましたが、最後にもう一度、トランジットするなら、断然アブダビをオススメします!次回は、また違う形でアブダビに訪れたいです。

最後までご覧くださりありがとうございました。アブダビに行ったことがある方、もっと詳しい情報をお持ちの方、これから行ってみたい方など、コメントお待ちしています!

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