おすすめ散歩スポット #1 『世界有数の飛行機眺望スポット千里川土手を歩く。』

散歩をしようと思った時に、どこを散歩しようかなと、まず考える。
家の周りがいいか、ちょっと遠くがいいか。
色々考えているだけでも楽しくなる。
そしてgoogleマップを眺めていると、ふと行ってみたい場所をみつけることがある。
世の中は便利になったものだ。
ネットがなかった頃は、本当に行ってみるしかなかった。
だけど、今はなんとなく気になるところがあると、どういう場所なのか、調べることができる。
散歩スポットを探すにはとてもいい時代になっている。

さて、今回は、どこか飛行機がよく見える場所はないかな、とgooglemマップを探してみた。家からは大阪空港が近いので、大阪空港の周りを探す。
そうすると、千里川の土手から飛行機がよく見えそうだということがわかった。
早速、散歩に出かけてみる。

飛行機を至近距離から見るというのは、ワクワクするものだ。
そういえば、子供の頃、飛行機が飛んでいる方へ、できるだけ近くに行ってみたのを思い出した。

昔は、どこかには頭上ギリギリを飛行機が飛ぶような場所があると思っていた。

だけど、結局、そんな場所は見つからなかった。

しかし、千里川土手は、その期待をかなえてくれそうな場所だった。

滑走路32Lの延長線上の護岸は、着陸寸前の航空機がすぐ頭上を越えていくポイントであり、この眺望ポイントは「世界有数」と評されている。（wikipedia大阪国際空港による）

wikipediaにはこのように解説されいた。これは期待できる。重要なのは、”世界有数”ということ。

これまでも、大阪空港の周りは何度も行ったことがあったけれど、飛行機を見るために整備された公園ばかりだった。
ただの土手というのは逆に期待が持てる。

とりあえず、阪急曽根駅からレンタサイクルで現地へ。

千里川の土手に着くと早速、轟音とともに飛行機がやってきた！

想像を超える迫力で腰を抜かしそうにる。

これほどにまで近いとは。子供の頃に僕が探していた風景そのものである。

飛行機を眺めていると、だんだんと花火大会の打ち上げ花火のような感じがしてくる。
ちゃんと整備された公園から眺める飛行機が、遠くに打ち上げられる花火だとすれば、千里川の土手から眺める飛行機は、打ち上げ花火を真下から眺めるって感じに似ている。

それでは、少し、千里川土手を歩いてみる。
すると、怪しい看板を発見！

「この付近では航空機の噴射で危険ですから立ち止まらないでください」と書いてある。

額面通りに読めば、なかなかスリルがある表現だ。

そういえば、にぎやかな空港ターミナルはすぐそばにある。
その裏手に、これほどにまで荒々しい場所があるのかと思うと、妙な感慨がある。（裏手と言っても裏の裏の裏という感じだけれど）

こんなふうに、地元の人かマニアの人のみが知るような隠れスポットっていうのは何か独特の良さがある。

こういう場所を散歩してみるのもたまにはいいな、と思う。