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【美しい髪を、綺麗な海を。】最新サステナブル「ヘアケア」


※本記事は弊社が独自に依頼・取材した記事であり、掲載しているブランドからの報酬等はございません

【はじめに】

これまで弊社の記事では、サステナブルな取り組みをされている企業やサービスを取り上げてきました。

今回、シャンプーやトリートメントといった「ヘアケア」の分野で、綺麗な髪と環境への配慮を同時に取り組むブランドを発見したので取り上げてみたいと思います。

【美容業界の環境問題】

皆さんは、毎年どれだけのシャンプーが海に流れているか知っていますか?

シャンプーの国内年間販売数量:1億1000万kℓ

日本では、1日1回のシャンプーが一般的
欧米含む先進国では、2日に1回のシャンプーが一般的

1人辺りのシャンプー消費量は、先進国の中では日本がダントツで多い

引用:シャンプーの生産・出荷・価格(単価)の動向@gdfreak.com


このように、毎年たくさんのシャンプーが川や海に流れています。
トリートメント等を考慮すると更に倍量になることが容易に想像できます。

【髪を美しくし、海にも優しいシャンプーを発見!】

2023年2月に発売をして大ヒットを記録したミストローション「MarUmi」をご存知でしょうか?

Marumiはモズクから抽出した、
☑︎低分子フコイダン
☑︎アミノ酸
☑︎ミネラル
☑︎ペプチド

で構成された溶解液であり、豊富な海の恵(栄養素)をシンプルに肌に届けることで、ふっくらもっちりの肌になるとインスタグラムで話題になりました。
 
実はこの「MarUmiシリーズ」は、とあるシャンプー・トリートメントの開発過程で生まれたそうです。
そのシャンプーこそが、今回取り上げる「máumiシリーズ」です。

máumiシリーズ(シャンプー・トリートメント)

máumiの主成分はトンガ王国産のモズクです。
モズクに含まれる「フコイダン」は、天然の保湿成分と言われており、スキンケア製品やヘアケア製品で注目されています。

海藻がフコイダンを分泌するのは、乾燥防止・細菌対策・自己修復のためです。人間の皮膚や髪も外敵をから守る免疫器官であり、そのバリア機能が低下するとトラブルが起こりやすくなります。

「máumi」はモズクの成分をあますことなく配合しているそうです。

一般的なシャンプーの成分構成として「水」が50〜70%、洗浄成分である界面活性剤が20〜30%使用されています。

máumiの場合、水の代わりにモズクから抽出された【「低分子フコイダン精製水」を43.5%+自然由来の界面活性剤】を使用することで、全体として成分構成が99%自然由来になっています。
成分構成のおよそ99%が自然由来だからこそ、シャンプーが海に流れても海を汚染しにくいということです。

máumiブランドロゴ

【<髪が痛む><海中で海藻が痛む>は同じメカニズムだった】

髪が痛む原因は大きく2つあります。

①    髪同士が擦れることによって、髪がダメージを受ける
②    紫外線によってタンパク質の結合が切れて、髪が脆くなってしまう

海藻(モズク)が痛む原因も同様です。

①    海藻が岩肌や砂に擦れることによって、海藻がダメージを受ける
②    紫外線によってタンパク質構造に変化を与える(通常は滑り成分で守っている)

海藻(モズク)は、フコダインを分泌することで、皮膚に薄い膜をつくり、紫外線対策と自己修復を行っています。
人間の髪や皮膚も、再生のサイクルがあり、状態を良い状態を保つことが重要です。

máumiを使い続けることによって、自然由来のミネラルが髪を内側から潤し、髪がサラサラになりつつ、コシやハリといった効果を実感することができます。

【まとめ】

<最新サステナブル「ヘアケア」製品:máumi>
・モズクから抽出された「フコイダン」が主成分
・フコイダンはモズクの「抗酸化力」「保湿力」「補修力」の源泉
・成分構成の99%が自然由来で抽出されているため、海に流しても汚染しづらい

私たち日本人にとって、シャンプーで髪を洗い、トリートメントで整えることは毎日当たり前に行うことです。その一方で、洗い流す度に環境に影響を与えてしまっていることも、忘れてはなりません。

私自身、数年前から「ESG」や「SDGs」という言葉が流行してきましたが、どこか自分とはかけ離れたものとして認識していたと思います。

普段の生活の中で使用するものこそ、環境に配慮された商品を使うことで、サステナブルを自分の生活の一部として感じられるのではないでしょうか。

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2023©️My Consulting Co.,Ltd

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