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「ダメな新人」というレッテルを貼るとき、貼られた時に、これだけはやっておきたい。

社会人1年目になったときに、”自分のことかっこいいと思っているよね、お前”って先輩に言われたことがあります。学生の時に我が道を行くような吟遊詩人で、中途半端に生意気だったし、うまく社会に馴染めない感じにはなっていたのを感じました。そして、社会的に仕事のできない人間なんだろうなぁと、思っていました。そして、”かっこよくないんだ・・・自分は”って、無意識に言い聞かせていたように思います。

その後、どんどん萎縮して、そのうち、その会社の歯車になって、自分にはこれしかできないから、バカだから・・・って、狭めて行った気がします。でも、それに屈してはいけなかった(結果的に屈してはいないけど失った時間は大きい)。

確かに周りが優れた先輩や同期もいたけれど、結果的に時間はかかったけど、今、それらを超えるような知識を本から得たり、できることを少しずつ増やして、そして、その少しずつできることをもとに、ハッタリこいて、そのうちそれがハッタリではなくなって、今、ここに立っている。

だから、自分と同じような”できない新人”というレッテルを貼られた人がいたならば、僕は全力で応援したい。今はできることが周りよりそう多くはないかもしれないし、効率も悪いし、時間もかかっているんじゃないでしょうか。

周りがどう評価しようとも、僕はあなたを信じている。”できる”って。そして、”輝ける”って。だから多くの本をまずは読むことをお勧めします。本の虫になることを。そして、這い上がることを。

また、”自分の後輩はできない”って思っている優秀な皆さん、決して、人格を否定するようなことをしないで、後輩を萎縮させないで欲しいです。肯定してあげて、褒めて、伸ばしていって欲しいです。叱ることは当然あるとしても、その後にはあたたかく言葉で包んでほしいです。

あなたの子供を扱うように、後輩をみてほしいです。子供のことは叱ったとしても、心の底から信じていますよね。自分自身の遺伝子を受け継いているから。でも、遠い祖先を辿れば、みんな繋がっているわけで、自分の遺伝子がその後輩にもあるのかもしれません。それをイメージしてほしいです。


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