マガジンのカバー画像

本の感想

815
読んだ本の感想とか・・・
運営しているクリエイター

#読書の秋2020

書評 斎藤一人 絶対、なんとかなる!  斎藤 一人  いがいと何とかなる、それが人生…

ときどき自己啓発本を読む そういう時は疲れている時だ。 疲れると出し殻のようになること…

武藤吐夢
3年前
28

また会いたいと思われる話し方  犬塚壮志   話し方で人生が変わるというなら、この…

この本は、自分は何か損している。他人からの評価が低いという人が読むと、とても参考になる…

武藤吐夢
3年前
20

書評 ヘディングはおもに頭で  西崎 憲  すごくイライラさせられる。まるで迷宮に…

最初に言っておきます。 青春物語というカテゴリーに分類される本ですが、読後感はそんなに…

武藤吐夢
3年前
23

書評 超筋トレが最強のソリューションである  Testosterone   筋肉は…

本書で著者が力説しているのは、筋肉最強論である。 筋トレは人生を変えるそうである。 女…

武藤吐夢
3年前
26

書評 ちょっと今から仕事やめてくる 北川 恵海  人生はそれほど悪いもんやないやろ…

今年は With corona というのもあり メンタルがへこむ場面も多々あったのではないかと思い…

武藤吐夢
3年前
18

書評 トヨトミの野望 梶山三郎  ほぼノンフィクションの凄い企業小説。こんな裏側が…

企業小説は、そんなに得意ではなく池井戸さんの「陸王」とか「下町ロケットシリーズ」くらいし…

武藤吐夢
3年前
43

書評 遥かに届くきみの聲 大橋 崇行  朗読のイメージが激変した。作品の解釈が大切なのである。

朗読のイメージは、子供に絵本を読み聞かせる。 読書を広げる行為。 そんな感じだった。感情豊かに気持ちを込めて・・・ それでいいと思っていた。 しかし、本書を読むと、それだけではないとわかる。 大切なのは作品の解釈で、それによって読みはまったく意味が違ってくるのだ。 冒頭とラスト近くで宮沢賢治の作品を朗読し、その解釈について述べている。 この部分が好きだ。 宮沢賢治には、盟友と言っても良い妹のとし子がいる。 このとし子が死にかけている。そんな時、賢治は雪を彼女に食べさ

書評 おカネの教室  高井浩章  子供向けの経済の入門書という感じでした。リーマン…

そろ ばん 勘定 クラブ で 学ん だ こと ・「 かせぐ」「 もらう」「 ぬすむ」 は どう 違う…

武藤吐夢
3年前
31

書評 1日ごとに差が開く天才たちのライフハック  許 成準   成功の秘訣は「習慣…

成功者の「習慣」を本書では紹介しています。 定番の読書がやはり一番多い。 文系なら、理系…

武藤吐夢
3年前
30

書評 カラスの親指 道尾秀介 ミステリーのだいご味はラストのどんでん返し。この作…

道尾秀介さんの作品とは相性が悪く 僕の中では評価の低い作家さんだった。 しかし、この作品…

武藤吐夢
3年前
28

書評 恋話ミラクル1ダース  にかいどう青   頭に花を咲かせる男子の話しが良かっ…

恋愛短編集です。 発想がとても楽しい。 12の作品があり、同じ中学に通う生徒の物語。 頭…

武藤吐夢
3年前
24

書評 血の轍 相場英雄  正義はときと場合によって姿を変える。そんなのは「正義」じ…

警察のOBが殺された。 その事件を二つの組織が追う。 刑事部の捜査一課と公安だ。 被害者の…

武藤吐夢
3年前
17

2020年10月の読書日記まとめ

2020年10月の読書記録 読んだ本の数:13 読んだページ数:3176  1日100ページく…

武藤吐夢
3年前
36

書評 展望塔のラプンツェル 宇佐美まこと  社会問題をこれでもかというくらいに、てんこ盛りにした悲惨な物語だが光明はある。

子供の貧困や親によるネグレスト、性的虐待、暴力虐待死の問題がクローズアップされてきたのは最近だと思う。 本書の冒頭、児童相談所職員松本とその相棒が登場する。 その物語に、出てくる虐待疑惑のある保育園児が 晴という子供だと、私たちは、まず思ってしまう。 だが、この物語には錯覚が利用されていて 時間軸が違う。 つまり、松本の物語は現在であり、晴とその周辺のメインストーリーは過去なのである。それが松本と晴が同一人物であるというラストの種明かしで明らかになり 読者は驚くのである。