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2024年3月の記事一覧

感想 ハロウィーン・パーティ〔新訳版〕 アガサ・クリスティー ハロウィーン・パー…

映画『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』の原作『ハロウィーン・パーティ』の書評になります。 …

武藤吐夢
1か月前
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感想 日本の税は不公平 野口悠紀雄 政治家は非課税、庶民は増税。自民党裏金問題の…

本書のモチーフは、一言で言うと自民党の裏金問題は脱税だということです。 フランス革命は税…

武藤吐夢
1か月前
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感想 風神の門(上・下) 司馬 遼太郎 司馬さんには珍しい忍者もの。かなりエンタメ…

真田十勇士と言えば、猿飛佐助なのですが、本作品は霧隠才蔵が主人公。 猿飛佐助ら甲賀の忍者…

武藤吐夢
1か月前
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感想 チワワ・シンドローム 大前粟生 強者は叩かれる、故に弱くなりたい。こんな思…

たぶん、この小説は万人受けしないと思う。 でも、着眼点は斬新だ。だから惹きつけられるもの…

武藤吐夢
1か月前
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感想 機龍警察白骨街道 月村 了衛 突入班の3人がミャンマーまで行って犯罪者の引き…

シリーズは、この後も続くような終わり方ですが、今のところ続編は出ていません。 今回は、ミ…

武藤吐夢
1か月前
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感想 機龍警察狼眼殺手 月村 了衛 今回は、ドラグーンを使った戦闘シーンがなかった…

今回は、ドラグーンを使った派手な戦闘シーンがなかった。 このシリーズの魅力の一つなのです…

武藤吐夢
1か月前
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感想 機龍警察火宅  月村了衛 スピンオフ作品。短編です。闘いのシーンとかはなしなので不満足。

このシリーズはどれも長編で、大規模なテロリストとの戦いとかがモチーフで戦闘シーンが魅力なのですが、本作は短編集。 例えば、特捜のある刑事が、元は不良なのに友達で警官になりたがってた福本が死に、それを警察の叔父さんたちが犯人を見つけて、それに感化され警官になる話しとか 警察官になり、捜査のノウハウを教えてくれた先輩高木の見舞いに訪れた由起谷が、万年巡査部長と言われていた高木が、あるときを境に出世していく。その背景に気づくミステリータッチなものとか。 このシリーズには敵がい

感想 機龍警察未亡旅団 月村 了衛 少女たちを使った自爆テロを日本で・・・、その動…

日本に自爆テロ組織が潜入 それも少女たちを使ったものだった。 この卑劣さも辟易するのだが、…

武藤吐夢
2か月前
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感想 機龍警察暗黒市場 上下  月村 了衛ブラックマーケットに新機種が出るという噂…

シリーズ第三段 今回は、ユーリが主役 ユーリは、元ロシア人である。 父親が警官というのも…

武藤吐夢
2か月前
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感想 機龍警察自爆条項  月村 了衛最新鋭の機体を敵は狙っている。乗務員には自爆条…

機龍警察シリーズ二巻目 上下二冊となります。 今回はなかなか読み応えがあり面白かった。 主…

武藤吐夢
2か月前
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感想 機龍警察〔完全版〕 月村 了衛機甲兵装と呼ばれる軍用有人兵器が普及している世…

一部のマニアの間ですごく評価の高いSF作品です。 凶悪犯罪がはびこる世界、機甲兵装と呼ばれ…

武藤吐夢
2か月前
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これってシロ?クロ?身近な法律の135の事例集  犯罪かどうかわからないグレーゾ…

法律に普段あまり馴染みのない人だと、何が犯罪で無罪なのか、グレーゾーンとは何かなどがわか…

武藤吐夢
2か月前
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感想 リカバリー・カバヒコ 青山美智子そのカバの遊具に触れると、自分の治したい所…

短編集です。 SFではありません。 この都市伝説を信じた人たちが、傷ついた身体の一部を回…

武藤吐夢
2か月前
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感想 最大化の超習慣堀江式完全無欠の仕事術  堀江貴文 とくに参考になるメソッドがあるわけではないが、これぞ堀江さんという本ではあった。

多作作家にありがちですが、大した内容がない話しを押し込めた感じでした。 堀江さんいがいの人が参考にするにはちょっとハードルの高い内容も含まれていました。 堀江さんだから実行できることばかり、これ逆にコスパが悪そう。 隙間時間を有効活用するのは大切だが、そのために運転手を雇ったり、タクシーを使ったりを頻繁には一般人はできない。それをしていたら給与よりも、そのお金の方が多くなったりしないかとか思う。 ただ、根本的な考え方については賛同できる。 堀江貴文. 最大化の超習慣 「