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本の感想

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2021年12月の記事一覧

書評 ダークゾーン  貴志 祐介  デスバトル。将棋に似ている。ただし、駒はモンス…

舞台は軍艦島?。 ダークゾーンという仮想空間で、現実の人間が赤と青に分かれて殺しあいます…

武藤吐夢
2年前
4

書評 青の呪い心霊探偵八雲 神永 学  久しぶりに心霊探偵八雲を読んだ。やはり、楽…

本作は心霊探偵八雲シリーズの最新作です。 八雲は、霊が見えるという特殊能力者。 その推理…

武藤吐夢
2年前
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書評 アクロイド殺害事件 アガサ・クリスティ

古い海外のミステリーだと、コナン・ドイルかアガサ・クリスティということになります。 名…

武藤吐夢
2年前
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書評 俺か俺以外かローランドという生き方   ROLAND

前向きガンガンガン。 少し癖がある人だが、それに抵抗感がなくば、とても参考となる名言の…

武藤吐夢
2年前
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書評 バベル九朔 万城目 学

バベル九朔という老朽化したビルの管理人で小説家志望の若者が カラス女に追い詰められて、…

武藤吐夢
2年前
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書評 君か君以外か君へ贈るローランドの言葉  ROLAND

ROLANDさんは、言葉で世界を変えられると信じている。 本書は、彼の言葉で構成されている。 …

武藤吐夢
2年前
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書評 マンガ三国志 Ⅰ Ⅱ

堀江さん推奨ということで読んでみた。 これを読んで三国志読破とか、それはやめて欲しい。 サブのテキストみたいな位置づけです。 史実をきちんとおさえた内容なので、そこは問題ないのですが、多少のアレンジはあるみたいです。 サクサク読めてしまうというのがいい。 でも、順番としては吉川英治の三国志や、反三国志を読んだ後という感じでお願いしたい。 漫画なので楽で楽しいのですが、印象にはあまり残りません。 1巻は劉備が中心で、2巻は孔明がメインになります。 話しとして、まとめやすさを

書評 茶道について書かれた小説。少し哲学っぽい。

樹木希林さんなくなられた時、映画を見た。 原作本があるのは知らなかった。 映画の内容は、…

武藤吐夢
2年前
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書評 有頂天家族2 森見 登美彦

天狗の赤玉先生の息子二代目がロンドンより100年ぶりに帰朝する。 波乱の幕開けである。 何…

武藤吐夢
2年前
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書評 有頂天家族 森見登美彦  京都在住の狸の一族の自由気ままな現代ライフ。やは…

京都の下賀茂在住の狸の一族の現在ライフ 化け狸だから、普通に人間に変化し生活している こ…

武藤吐夢
2年前
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書評 赤と青とエスキース 青山 美智子

エスキースとは「下絵」のことである。 たぶん、恋愛でも創作でも何でも、この企画の段階が…

武藤吐夢
2年前
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書評 死にたがりの君に贈る物語 綾崎隼 ある作家の遺作と設定そっくりな廃校でファ…

少女の自殺未遂。その原因はある有名作家の死の報道 その作家のファン7人が、物語の舞台とそっ…

武藤吐夢
2年前

書評 人生を狂わす名著50  三宅香帆   読書とは戦いである。本との距離感が明らか…

著者は、京都大学の現役大学院生なのだそうだ。 彼女の人生を狂わせた50冊についての書評…

武藤吐夢
2年前
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2021 11月の読書日記

読んだ本の数:5 読んだページ数:1058 今月は、いつもの半分ほどしか読んでない。 おすすめ本も1冊しかありません。 森見登美彦さんが古典の名作をパロディにした この1冊だけです。 表題作の走れメロス。 このパロディが秀逸。 読む価値ありです。 帰ってきたヒトラーは、本好きの間で評価の高い作品なのですが 僕には合いませんでした。 映画は最高です。 以下、読んだ本の簡単な感想 本が紡いだ五つの奇跡の感想 1つの小説、それに携わる編集者、作家、装丁担当者、書店店員、