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書評 マンガ三国志 Ⅰ Ⅱ

堀江さん推奨ということで読んでみた。
これを読んで三国志読破とか、それはやめて欲しい。
サブのテキストみたいな位置づけです。

史実をきちんとおさえた内容なので、そこは問題ないのですが、多少のアレンジはあるみたいです。
サクサク読めてしまうというのがいい。
でも、順番としては吉川英治の三国志や、反三国志を読んだ後という感じでお願いしたい。
漫画なので楽で楽しいのですが、印象にはあまり残りません。

1巻は劉備が中心で、2巻は孔明がメインになります。
話しとして、まとめやすさを優先したのか。
吉川英治の小説では、もっと曹操が目立っていたし、関羽が目立ってましたが
この漫画では、義理人情とか関羽の魅力とか、軽く流した感じでした。
とにかく、話しの展開が早すぎて、ダイジェスト版というイメージ。

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絵もいいし、セリフもいい感じ
三国志を描いたものの中では優秀な部類です。

吉川英治さんの小説を読んだ10年後くらいに読んで見るといいのかも。


2021 12 18



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