見出し画像

『虫の日』なので、かわいいこたちを紹介します

6月4日は『虫の日』─語呂で勝手に言っているのではなく手塚治虫が提唱し、1988年に設立された日本昆虫クラブが「虫の日」とし、昆虫が住める街をつくろうと制定された


連続投稿3日目の私

87日目!とか14週目!とか『ふ~ん』と見ていた(ふりしてた)のに、昨夜2日目!のメッセージを見て『え、なんで?うそうそうそ?!』と見てみると6月1日にしくじっている

連続投稿を目標にしていたわけではないのに一瞬だけ残念に思った自分を、残念に思う


『ちょっと聞いて』『これ見て』『この時期こういうこと思い出すねん』と、ただ書くだけの時間が楽しくて楽しくて思いがけず続いている

これまで通りこれからも気の向くままに書きたければ書けばいいと改めて思う


そして今日も懲りずに偏愛を語る

前住んでいたマンションの横は”公団“で大きい公園のような場所でセミの声がよく聞こえた

今のマンションも街路樹のある大通りが近く、エアコンが苦手で寝る時以外は窓を開け、扇風機で過ごすのでなかなかのボリュームでセミの声がする時間がある

夏になると風情があるはずの祇園祭のお囃子は夜中に空耳が聞こえてくるほどになり、セミの声はすべての音をかき消すほどになる時間もあるが、すぐに慣れる

『八日目の蝉』という映画が公開されたとき会社で『お前、何で八日目の蝉ってタイトルか知ってるけ?知ったら、うるさいなあとか思わんようになるで』、続けて『7日しか生きられへんセミの8日目っていうのがどういう事言ってるか考えてみい』と言われた

道徳の時間ですか?

で、奇跡とか?まぼろしとか?愛情とか?

この映画についてまたある人が『持っていきようのない母性が溢れ出してとまらない』と言ったのだが、まさにそれがどんな言葉より心に響いた

その人は子どもがいるので持っていきようはあろうけれど、子を持たない私にとってはまさにその通りだという気がした

映画の話は置いておいて、セミは恥ずかしながら15〜20日間くらいは生きているのだろうと思っていた

それならば命尽きるまで思う存分鳴くがいい

今年アメリカで13年と17年周期のセミが江戸時代ぶりに同時に羽化するそう(13✕17=221年ぶり)で蝉が大量発生すると聞いた

周期による種別があることと、大きな動物(パンダとか)にチップを埋め込んだりしての行動観察などはよくテレビで見たりするが、土の中にいつ入ったか(いつからいたのか)を把握しそれを少なくとも13年だ17年だと羽化するタイミングを区別するという研究・観察している人がいることに驚かされる

根気良すぎませんか

あらゆる分野に研究者がいてそういう人の存在を思いがけない感染症の流行や戦争が始まったことで知る事になる

研究者の数が少なければ少ないほどメディアに出てくる“有識者”の数も絞られてくるので同じ人を゙頻繁に見ることになる

自身の研究室だか書斎で著書がさりげなく並ぶ本棚を背景にしたリモート取材や検証、だんだん垢抜けていく様子や喋りがどんどん上手になっていかれる様子もまた興味深い

不謹慎だしどの立場から言っているのでしょうね、ごめんなさい

一昨年お散歩中にとてもきれいな状態のセミの抜け殻を見つけ手に取ると細部まで美しい形状で大変興味を持ったので、お散歩のたびにその日の1番を集めることになった

最初は完璧な姿でも日が経つにつれて乾燥からか脚が取れたり割れたりするものもあったが今でも美しく残っている抜け殻がこの2つ

10個以上あった中から残った2つ

トイ・ストーリーの映画のお土産のガチャ
そのカプセルにピッタリ
ツヤツヤ
背中の割れ目から出てきたのね

3割ほどしか成虫になれないらしく抜け殻こそ『長年の努力が実った成果』と捉え幸運や成功の象徴とされる

中国なら漢方(消風散)にも用いられたり、保湿剤と混ぜて塗ったり何かと重宝するそうだ

知らずに大事にしていたけれど、知るとさらに愛しく思えてくる

昨年はあまり良い状態の抜け殻を見つけることができなかった上に、暑さのせいかアスファルトに中身のある死骸が転がっているのを頻繁に目にした

漢方・塗り薬とくれば大量発生のアメリカでは食用なんかにも積極的に活用するのかしら

栄養豊富そうですしね

タテ11cmヨコ6cmの手のひらサイズの英和・和英辞典
貸して上げよう、かわいいこたちに
勉強中
三省堂 GEM(ジェム)英和・和英辞典
 第6版







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?