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電子書籍ヘビーユーザーが本屋に週2回も通う理由

今回は、まるでラノベのタイトルのようなテーマについて書きます(笑)

私は10年前から小説、漫画、雑誌などは電子書籍で購読しています。スマホやiPadなど端末があれば、膨大な量の書籍を持ち歩けるし、いつでも、どこでも手軽に読めるので重宝しています。

もちろん電子書籍にもデメリットはあります。サービスごとにしか本棚を管理できなく、コレクションがバラバラになるのは本当に不便です。当初はeBooKJapanやBookLive、Kindleで購入して、いろいろ試した結果、楽天ポイントとの相性もよく専用端末も豊富なRakuten koboに落ち着きました。無料配信やセールなども頻繁にやっているので購入はもちろん、お試しでも十分に楽しめます。Kobo端末は電子ペーパーなので目の疲れも軽減できるのもいいですね。

雑誌も同様に読み放題でジャンルをある程度、網羅できている楽天マガジンにしました。こちらは雑誌1冊分の値段で1ヶ月読み放題。たまに購入していた「鉄道ダイヤ」と「鉄おも」があったのも決め手のひとつでした(笑)

楽天サービスの宣伝みたいになってしまいましたが、、、


ここから、本題に入ります。

こんな電子書籍ヘビーユーザーの私がタイトルにあるように本屋に週2回ものペースで行く理由はなんなのでしょうか?

答えは、

「好奇心の顕在化と課題解決」のためです。

私の職業は、音楽プロデューサー、A&Rです。仕事とプライベートの境目は明確になく、常に何かを考えています。この仕事への姿勢や感覚については、同僚のきょうのさんの記事がわかりやすいので是非ご覧ください。

日々、考え続けているとインプットが枯渇したり、壁にぶつかったりします。そんな時に私は必ず本屋へ足を運ぶのです。

それでは、本屋へ行く2つの理由について詳しく書きたいと思います。

1. 好奇心の顕在化

簡単にいうと、自分のワクワクを知れるということです。

「好奇心」とは、物事を探求しようとする根源的な心。 自発的な調査・学習や物事の本質を研究するといった知的活動の根源となる感情を言う。

Weblio辞書

本屋さんによって棚の配置や特集、店員さんの手書きのPOP、オススメコーナーなど、個性があります。その場所、空間に足を踏み入れていろいろな情報をさまざまな角度で体感することで、自分の中に潜在的にある好奇心が顕在化、発動するんです。

散歩に目覚めたときも「散歩の達人」という雑誌の表紙が目に入ってきて、なんか面白そう!と好奇心が芽生え、即購入しました。この頃はリモートワークも多いので運動しないといけない、でもわざわざスポーツするほどでもないな、と心の片隅で思っていたもので。他にも、「田舎暮らしの本」、「月刊タカラズカ」など、好奇心がどんどん顕在化し、初めて手にとる本、そして出会いにワクワクしっぱなしでした。

電子書籍のプラットフォームは、目的が既に決まっている買い物には適しています。そして自分の趣味趣向にカスタマイズされているので好きなものはどんどん掘っていけますしレコメンドもしてもらえます。ただし、自分の知っている範囲や経験した中で発見しかなく、本当に新しい出会いや気付きにはいたらないです。つまり、好奇心の発動はなかなか起こらないんですね。

2. 課題解決

もうひとつは「困ったときは本屋へ行く!というのが学生時代から続けていることです。私は自分の好きなもの=自分の軸に沿って日常でさまざまなインプットをしています。ただ、これには限界もあって、軸に沿った知識や対応力はどんどん深まり、長けていきますが、一方で枠にはまりすぎたり、だんだんマンネリも起こります。もちろん枝葉に分かれて掘っていけますが、そうですね、突然恋に落ちるみたいな出会いはなかなかないです。

自分の経験値内での課題解決、これが続くとモヤモヤしてきます。。。今までの自分にはなかった課題が出てきたとき、いつものまま、同じ場所にいて考え続けても糸口は見えず、、、何も解決しないんですね。

「そうだ!本屋行こう」

課題を持って本屋へ行くことで目に飛び込んでくる本のタイトルや見出し、特集、帯、ポップなどに、課題のヒントがあり、解決の糸口にが見つかるのです。面白いもので、課題によって出会う本が全く違うのです。頭で考える前に、キーワードで感覚的につながっていくような。全く今まで知らなかった分野や角度で出会いが起こります。

こうやって、私は何度も本屋に救われてきました。

余談ですが、音楽においてはサブスクで様々な楽曲に出会うことがいつでもどこでも手軽にできますが、レコード店も本屋と同様に好奇心の顕在化と課題解決ができると思います。

自分では気づかないことや解決できないことに出会える
素晴らしい場所が本屋なのです。

ということで、毎週2回は、本屋に行っています。
最後まで、読んでいただきありがとうございました!


P.S. デジタルでどんなに便利になってもメディアを扱う店舗、特に本屋とレコード店、あと家電屋はなくならないで欲しいです。

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