むしどり@予備試験

社会人の予備試験受験生 R4論文落ち→R5論文合格

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最近の記事

2023予備コンプリ論文答練 成績一覧

2023年 予備試験 コンプリート論文答練の成績を晒します。2022年9月〜4月にかけて行われたと記憶してます。 現場でやったり、家で解いたりバラバラです。何も見ないで時間を測って解いてたので、その時点の実力は現れているかと思います。 30点を目標にしてましたが、あまり達成できませんでした。 こんな程度でも余裕もって合格できるんだなってことで、参考になれば嬉しいです。

    • 口述成績

      忘れてました。 121点でした。Twitter(X)平均点と同じです。 民事60 刑事61かな?

      • 令和5年予備試験口述 体験記

        2024年1月20日、21日。 令和5年予備試験のラスボス、口述試験が実施されました。 高い合格率に比して非常に精神が削られる試験で、ある意味人生で一番過酷な試験だったと思います。 とはいえ、この緊張に耐え、Xで発狂しながらも試験を受け抜き、最後は仲間たちと打ち上げでおいしい酒を飲む... 紛れもない青春だったように思います。 この2日間を決して忘れないよう、日記形式でここに記しておきたいと思います。 来年受けられる方は、何となく口述本番のイメージがつくと思います。 長く

        • 令和5年度予備試験 口述試験2日目 民事再現

          私)民事○室○番です。よろしくお願いします。 主査)おすわりください。 私)はい、失礼します。 (主査)今からパネルに書いてある事例を読み上げます。パネルは手に持って構いませんが、裏返さないで下さい。では、よく聞いてください。 ◇パネル(右側に簡単な図がありましたが、省略します) あなたは、Xから依頼を受けたPです。令和11年3月31日、Yに対して訴訟を提起しようとしています。 1. Xは令和5年7月1日、Aに対して以下の約定で100万円を貸し渡した。 弁済期 令和6年3

        2023予備コンプリ論文答練 成績一覧

          令和5年度予備試験 口述試験1日目 刑事再現

          私)刑事○室○番です。よろしくお願いします。 主査)おすわりください。 私)はい、失礼します。 主査)今から私がパネルを読み上げます。よく聞いてください。 パネル事例① 甲は乙と共謀して、V(79歳男性)に対してVの孫を名乗って、仕事の関係で100万円が必要になったと虚偽の事実を告げた上で、「上司を向かわせるから100万円を封筒に入れて用意してくれ」と伝えた。Vは100万円を封筒に入れて、やってきた甲に渡した。 主) 甲の罪責はなんですか? 私) 詐欺罪が成立します。(こ

          令和5年度予備試験 口述試験1日目 刑事再現

          令和5年予備試験 論文 成績

          憲法 B 行政 A 民法 A 商法 A 民訴 A 刑法 A 刑訴 A 選択科目 B 実務 A 3??点 10位代 大満足の結果でした!! 行政と商法は上位Aの自信があります🐜

          令和5年予備試験 論文 成績

          自己紹介

          今更ですが自己紹介です! 社会人です。一応法学部卒ですが、政治系専攻でした。 2021年5月に勉強開始、令和5年予備論文時点で勉強歴は2年半弱でした。 昨年度の成績です。 <短答> 175点(うち教養30点) 1170位 <論文> 憲法 E 行政 B 刑法 E 刑訴 F 民法 E 商法 F 民訴 F 経済法 C 実務 A 225点 1059位 気が向いたら自己満で記事を出すかもしれません。 よろしくお願いします。

          令和5年予備試験 民事訴訟法 再現

          令和5年予備試験 民事訴訟法 設問1 1 Yは、Xによる訴えの変更は交換的変更であり、その法的性質が訴えの取下げ(民事訴訟法(以下芳名省略)261条1項)と訴えの変更(143条1項)の複合的形態であることを前提として、②訴訟は再訴禁止効(262条2項)に反し、却下すべきであると主張している。 2(1)ここで、Xによる訴えの交換的変更の法的性質が何かが問題となる。  (2)この点、交換的変更を訴えの変更の独自の形態として解する見解がある。しかし、かかる見解をとると同意が不

          令和5年予備試験 民事訴訟法 再現

          令和5年予備試験 商法 再現

          令和5年予備試験 商法 設問1 1 乙社は、本件総会決議取消の訴え(会社法(以下法名省略)831条1項)において、①乙社が甲社に議案提案通知を要求したのに、甲社はこれを無視して本件招集通知にこれを記載しなかったことは305条1項という「招集手続…の法令」「違反」(831条1項1号)がある、②甲社がEの出席を認めず議決権の代理行使をさせなかったことは310条1項前段という、「召集手続の」「法令」「違反」(831条1項1号)があると主張する。 2①について (1)乙社は

          令和5年予備試験 商法 再現

          令和5年予備試験 民法 再現

          令和5年予備試験 民法 設問1 1(1)BのAへの請求が認められるには、本件請負契約が有効である必要がある。しかし、令和5年6月15日頃までに甲は原型を留めないまでに腐敗し、修復できなくなってしまっており、契約締結日たる同年7月1日の時点でBの請負仕事は履行不能(民法(以下法名省略)412条の2第1項)となっていたことから、本件請負契約はそもそも無効ではないか。   (2)たしかに、本件請負契約成立時点で既にBの請負仕事は履行不能となっている。しかし、412条の2第2項は

          令和5年予備試験 民法 再現

          令和5年予備試験 刑事実務基礎 再現

          令和5年予備試験 刑事実務基礎 設問1 (1)下線部①の時点で、捜査機関はAが所持していたリュックサック、現金及びNKドラッグストア会員カード在中の財布を押収している。リュックサックや財布は、それぞれ被害品と同じ色であり、また財布の中に入っていた現金の総額及び札や硬貨の内訳が被害品と一致している。これらのことから、Aが被害品を所持しているといえそうである。しかし、被害品のリュックや財布の色(水色と茶色)は珍しいものではなく、Aの所持品と偶然一致したという可能性は低くないし、ま

          令和5年予備試験 刑事実務基礎 再現

          令和5年予備試験 民事実務基礎 再現

          令和5年予備試験民事実務基礎 設問1 (1)保証契約に基づく保証債務履行請求権 1個 (2)被告は、原告に対し、220万円を支払え。 (3)ア  令和4年8月17日、XはAに本件車両を240万円で、同月6月から令和6年7月まで毎月末日限り10万円ずつ支払うという約定で、売った。 イ  アにおいて、Aが分割金の支払いを2回以上怠った時は催告を要せず当然に期限の利益を喪失する旨合意した。 ウ  令和4年10月末日及び同年11月の各末日は経過した。 エ  Yは、アをAのため

          令和5年予備試験 民事実務基礎 再現

          令和5年予備試験 経済法 再現

          令和5年予備試験 経済法 第1 甲製品協会が、構成事業者から処理単価を徴収した行為(行為①とする)は独占禁止法(以下法名省略)8条4号に、ユーザーから処理単価の1.5倍相当額を徴収した行為(行為②とする)は8条1号又は5号に、それぞれ反しないか。 1 5社は甲製品を製造販売する「事業者」(2条1項前段)であり、甲製品協会は5社により構成され甲製品事業の振興と共通の利益の増進を目的とする団体なので「事業者団体」(2条2項柱書)である。 2 「行為」(8条柱書)とは団体と

          令和5年予備試験 経済法 再現

          令和5年予備試験 刑事訴訟法 再現

          令和5年予備試験 刑事訴訟法 設問1 1(1)甲を本件住居侵入・強盗致傷の事実(事実②とする)と本件暴行の事実(事実①)で勾留することは、逮捕前置主義(刑事訴訟法(以下法名省略)203条~206条)に反し、許されないのではないか。 (2)逮捕前置主義とは、勾留をするためには、適法な逮捕を前置しなければならないと言う原則をいう。逮捕前置主義が如何なる範囲に及ぶかにつき、人を基準に判断すべきという見解がある。これによれば、本件では甲は事実②で既に逮捕されているので、事実①で逮

          令和5年予備試験 刑事訴訟法 再現

          令和5年予備試験 刑法 再現

          令和5年予備試験 刑法 設問1 1(1)「不法に」(刑法(以下法名省略)220条)といえるには、不当な目的があれば足りると解する。甲がXのいる小屋の出入り口をロープで縛ったのは、Xを殺害する場所を探している間にXが逃げ出すのを防ぐという不当な目的にでたものであって、「不法に」といえる。 (2)ア 「監禁」(同条後段)とは、人を一定の場所から脱出困難にすることをいう。 イ この点、監禁罪の保護法益を現に移動しようと思った時に移動できるという、現実的な移動可能性であると解

          令和5年予備試験 刑法 再現

          令和5年予備試験 行政法 再現

          令和5年予備試験 行政法 設問1 第1(1)について 1(1)原告適格は、「法律上の利益を有する者」(行政事件訴訟法(以下行訴法)9条1項)に認められる。「法律上の利益を有する者」とは、処分により自己の権利または法律上保護された利益が侵害され、又は必然的に侵害されるおそれのある者をいう。当該処分を定めた行政法規が、不特定多数の具体的法益を専ら一般的公益に九州解消させるにとどめず、これが帰属する個々人の具体的法益としても保護する趣旨を含むと解される場合、そのような利益も法律上保

          令和5年予備試験 行政法 再現