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8月に出会える北海道の昆虫たち

平日はびっちり仕事だし、土日にも予定があったり天気が悪かったりしてなかなか行けなかった森散策。

昨日、久々に行ってまいりました。
市内、郊外いろんな公園に行きましたが、もっぱら今年はここばかり。
敷地面積が20km²ある自然公園です。

体力のある前半に楽しさに任せて奥に進むと、数カ所しか出口がないので、いざ帰ろうとしたときになかなか外に出れず、予想外に歩くことになってしまう(平均30000歩)、最後は泣きたくなる恐ろしい公園でもあります。

一応4箇所入り口があるように思えるが
緑で囲った入り口はバスがあってないようなもの。
私のように公共交通機関を利用するなら
ピンクの記念塔口を利用するのがベスト。

曇り晴れ、と聞いていたから行ったのに、ついてわずか30分ほどで、ポツリポツリと葉を叩く雨だれの音がします。
私が行くと雨が降ることが多いのはなぜでしょう。
天気予報で晴れると言っていたのに、降られたりします。
幸い、森にいると木の梢が雨避けになって濡れることはほとんどないのですが…

厄介なのは、湿度。
ただでさえ昨日は北海道にしたら気温が高くて蒸し暑かったのに、雨が降ってムシムシ感がアップ。

それに伴い、耳元で聴こえるだけで痒くなってくる高音のぷ~〜ん音。
やられる前に、と虫除けスプレーを全身に噴霧します。

これでよし、と思ったら、顔の周りをうろつくメマトイ
森に行くと顔の周りにつきまとってくるハエみたいの、メマトイっていうんですね。
あれ、人の涙を食べるためにやってくるんですって。
避けても避けても群がってきて、本当に不快。

進む道を予め考えてから森に入ったのですが、今回は明らかにコース選択をミスりました。
上の地図のモミジコースに入ったのですが、しばらくは細い道があったのに、進むに連れて全く道がなくなり、生え放題の熊笹をかき分けて進むほかなく、前日までの雨で道はところどころぬかるんでいるし、相変わらず蚊やらメマトイはいるし、なんならマダニもいそうだし、すでにして帰りたくなってきます。
引き返すには来すぎてしまったし、進むにも藪だし、顔の周りはブンブンプ~ンしてるし。
しかも、時々ポツポツ降る雨のせいで、虫たちはみなかくれんぼしているし。

と、長々と愚痴が続きましたが、少しだけ虫たちにも会えましたので、ここから一気にご紹介。

マユタテアカネ?
コノシメトンボ?
いっぱいいたいた
スジクワガタ
アオカナブン
光り輝くキレイな体を近くで見たくて
捕まえようとしたら
ブ〜〜ンと飛んでいってしまった😭
調べたけどよくわからないコメツキの一種
驚くべき体の構造!
オオコンボウヤセバチ
驚くべき名前!
クロヒカゲ
オオヒカゲもいた
ウスキツバメエダシャク
帰り道、ササを歩く足音で見つけた
オオヨツスジハナカミキリ
結構大きい。でもあわてんぼう。
キアゲハの幼虫
きらめくいかり肩。
2cmほどもあるツノアオカメムシ
背中にたまご産み付けられてる。
赤と緑のコントラストが美しい。
でも、カメムシ嫌い。
ウラギンヒョウモン?
ゴミムシかなにかの幼虫
なぜこんなに長いのか。
虫じゃないけど、割と好きなマイマイ
オカモノアラガイ。
いつか、ロイコクロリディウムに寄生された
恐ろしいチカチカ点滅するのを見てみたい。
ウスカワマイマイ?
こんな悲しいのも。
すこし出遅れちゃったのかしら。
各種ひっつきムシに好かれるアサミサガシムシ
何バチの巣?
まるで蜂の巣マンション。

蚊と笹薮に襲われ逃げ出した8月の森林公園は、以上になります。
今回は16000歩となりました。

もう一回くらい行けるか知らん。

7月のはこちら⬇



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