占い的辛口恋愛講座：4

前回は「出会い」についての怖い話をしました。
ここからお話を進めていきたいところですが、その前に知っておかなければならない話があります。

それは「家相」です。
恋愛であろうが、仕事であろうが、この家相が整っていない人は、どんなに努力をしてもなかなかうまくいきません。

恋愛で言えば「あの人と付き合えるか？」とか「結婚できるか？」という話ではなく、幸せになれるかということです。
これ以降は、この観点で話を進めますから、この点を頭に入れておいてください。

家相は目的によって違っている必要があります。
仕事に良い家と恋愛に良い家は、同じにならないということです。
全ての条件にOKという家相はありませんから、目的に優先順位をつける必要があります。また、家相はどういう家族構成か、生年月日によっても観方が違います。そういうことを全く無視して書いてある本も多いので注意してください。

ただ、今回は不特定多数の方に向けて書いておりますので、個人差の部分は置いておいて基本的なお話をします。

家相を観るには、まず家（マンションの場合は自分の部屋）の中心を正しく出す必要があります。「だいたい」はNGです。中心の出し方については、きちんと記述している本もありますから参考にされてください。

中心を出したら、そこに方位線を引きますが、真北（北極）では無く、磁北（磁力が発生しているところ＝現在はグリーンランド西）を北として各方位を割り出してください。こういうことも、全て本やインターネットで調べることができますので活用されてください。
家相は各方位45度の八方位になります。

さて、いよいよ家相の話です。
恋愛については西、お見合いや結婚については東南になります。現在ではお見合いは少なくなりましたが、結婚を目的として相手を紹介してもらう場合はお見合いと考えてください。

この西と東南が盛相（せいそう）になっていることが理想です。盛相というのは、家の形や部屋の形が、その部分が張り出していて、なおかつ不浄物が無いことです。張りが無い場合は、風水的なテクニックで強化するのですが、せめて不浄物が無い状態にはなっていないといけません。

不浄物とは、玄関、トイレ、階段、お風呂、ガスレンジ、大きく開いた窓などです。こういうものがありますと、いい恋愛や結婚はまず無理です。どういうものがあるかによって内容は違います。さらに、ここに生年月日から出てくる個人的な条件が重なってきますと、100％どころか300％くらい無理、つまり絶対に無理になります。
あなただけには奇跡が起きるというようなことはありません。

ですから凶相（＝不浄物がある）になっていた場合には、風水的に対処する必要があります。家相の先生の多くは「建て直しなさい」とか「引越ししなさい」と簡単に言われますが、全部費用がついて回ることですから、そう簡単にはできませんよね。

中には「ピンクのカーテンで大丈夫！」なんていう、訳のわからないことを言っている人もいるようですが、あれはあくまでも補助的に使う方法であって、不浄物の影響を消すチカラなんてありません。

西が凶相になっていると、いい恋愛は出来ません。
恋愛はできるかもしれませんが、いいかどうかは別問題です。
ただ、西にはお金という意味がありますから、そちらの方に問題が起きる人もいます。あなたにとって、いま大事な意味について影響が出ます。

いい恋愛や結婚がしたかったら、この方位をいつも綺麗にしてください。物が置いてあるのは構いませんが、きちんと整理整頓しておいてください。
西が湿度が高くジメジメしていると、恋愛もジメジメとして陰湿になってきます。そういう場合は湿度を下げる手段を用いた方がいいでしょう。
武蔵野算命塾でもご相談に乗れます。

西が盛相になっていて、東南が凶相になっていると、恋愛はできても結婚で失敗したり、なぜか結婚に至らなかったりします。恋愛がうまくいっていたら、結婚も自然と良くなると思う人が多いと思いますが、必ずしもそうはなりません。恋愛は個人と個人ですが、結婚は夫婦になって個人ではなくなるので方位の影響が変わってくるからです。
もう一つ理由がありますが、それについては別のテーマの時にお話しましょう。

あまり良く無い恋愛、つまり不倫あるいは愛人関係ですが、これをやりそうな人や、すでにやっている人はすぐにわかります。そういう人が選ぶ家相に特徴があるからですが、ここでは書けません。ここで書いたら「あの人、不倫をしているんだ〜」ということがバレてしまうからです。

不倫は幸せにはつながりませんから、やめた方がいいですよ。
不倫の末、結婚できたという人はいますが、ごく稀の場合を除いて、ほとんどの人が一時的には幸せになったようにみえても、その後に必ず落とし穴が待っています。落とし穴は二人の愛情問題だけでなく、子供の問題などに現れたりもします。

この原因については、また怖い話があるのですが、それは（結婚ではなくて）夫婦の縁について話すことがありましたら、その時に話しましょう。
聞いたらゾッとされると思います。

恋愛については西、結婚については東南ですが、北西は主人（一人暮らしの場合は自分）ですから、ここが整っていることも必要です。
あとは自分の十二支の位置ですね。

子年生まれ　北
丑年生まれ　北北東
寅年生まれ　東北東
卯年生まれ　東
辰年生まれ　東南東
巳年生まれ　南南東
午年生まれ　南
未年生まれ　南南西
申年生まれ　西南西
酉年生まれ　西
戌年生まれ　西北西
亥年生まれ　北北西

※年によって違いますが、だいたい2月3日以前の生まれの人は、前年の干支になります。詳しくは暦で確認してください。

ここに不浄物があると、病気や生き方にも関わってきます。

家相は霊床（たまどこ）と言って、運勢の最もベースになるものですから、これを無視して人生がうまく回ることはありません。

きちんと整えて幸せを掴んでください。