お墓も大事:2

各年には、その年の星が意味する特徴があって、今年は八白土星年なので、八白土星の意味する子供の問題が多いということになります。
そしてもうひとつ、八白土星が意味するものに、お墓の問題があり、6月だけでも4件のご相談をいただいております。

今回は、お盆前でもありますし、お墓のお話をしておこうと思います。

お墓は、宗派に基づいて正しく建てたものが正統であり、最近のアカデミックなデザインのものは、お墓ではありません。
お墓には「風水」という意味と「供養」という意味があります。

風水という意味で言えば、お墓には家相と同じように、墓相という意味があります。風水には、先祖の意志など関係なく、その形に沿った現象が現れます。
例えば、お墓の周りをコンクリート(セメント)で覆ったりすると、ガンになったり、金属を使うと神経痛になったりします。
先祖より大きなお墓を建てると、3代以内に家は絶えます。

供養という意味で言えば、お墓は行ってこそお墓ですので、行っていないお墓はお墓にはなりません。
そうなると、お墓は「祀りを欲しがる」というのですが、寿命より早くお墓に入れるということによって、お墓に来てもらおうとします。
これは、昨今の中年くらいで亡くなることが多いという現象の原因のひとつにもなっています。

また、お墓は一家の根ですから、お墓を粗末にして繁栄はありません。
木でいえば根になるので、腐った根の木に花が咲く事はないという事です。

最近は、地元を出て都会暮らしをする人も多いので、その場合はお墓との付き合い方を考えなければいけません。
墓じまいということも流行っているようですが、墓じまいにはやり方があるので、それをきちんとしておかないと、本人よりも子孫が大変なことを経験するようになります。

「はかない人生」という言葉は、お墓を持たない家が悲惨な思いをするということから生まれた言葉です(墓ない)。

ですから、やむを得ず墓じまいをするときは、子孫として礼儀をもって当たらなければいけません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?