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<雑想0052> 近い将来、映画俳優は不要になるのかなー。

◆“濡れ場はCG”ハリウッドがソーシャルディスタンス指針 (ナリナリドットコム)

キスシーンとかは、CG合成になるらしい。
ということは、おそらく、技術的にはもはや俳優さんの演技はなくても、全部CGでできてしまうのではないのかなー。

もちろん、役者やスタッフその他の映画産業従事者の雇用を考えると、そこまでいきなり踏み込めないでしょうが(アメリカは業界労組が強いですからね)。

ずいぶん前の話ですが、たぶん15年くらい前かな、CGが本格的にハリウッドの映画(実写)に導入されるようになったと思うのですが。
あるアクション映画で、主人公や敵役とかが、ビルの間をヒュンヒュンと飛び越えていくシーンがシナリオにあり、役者本人もスタントマンにやらせるのも危険(事故が起きたらすごい賠償金がとられる)なので、CGでやることになったそうです。まだCGも技術的に今ほどは進歩してなかったのですが、非常にスピーディーなシーンなので、何も知らない観客にはほとんど見分けが付かないようなレベルだったらしい。

そのシーンが終わって、主人公たちが地上に降りて歩き出す、というところで、CGから実際の役者による演技に切り替わるようにしたのですが、実はCGでもほとんど違和感なく歩く映像も作れたらしい(キャラクターたちがコスチュームとかを着ていたので)。
でも、そこで、揉めたそうです。 CGが歩くシーンまでやったら、役者の仕事を奪うことになるから「NG」、と言う理由だったそう。

CGではありませんが、10年後、いや5年後に、人間が今やっている仕事のどのくらいが、AIやロボットなどに取って代われるのだろうか…。
最近、気にし始めています。 人間(労働者)は、AIやロボットができないことをできる価値やスキルがないと、働く場所がなくなってしまうのだろうか…。

ではでは。


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