小中学校教育の専門家

訪問、ありがとうございます! ここでは「小学校、中学校の勉強にまつわる不安を少しでも解…

小中学校教育の専門家

訪問、ありがとうございます! ここでは「小学校、中学校の勉強にまつわる不安を少しでも解消する」ことをテーマに書き綴っています。 特に情報が手に入りにくい海外や補習校、学習塾が近くにないために抱える不安を取り除く手助けになればと思っています。

最近の記事

日本の勉強がおざなりになっていて不安

このような不安を聞くことがあります。 帰国子女の場合、海外で日本人学校へ通っていない限りなかなか日本の勉強を自ら進めることは難しいです。 ではどうすればいいのか? これは家庭でのサポートがマストになります。 親御さんが日本語での勉強を手伝ったり、日本語の勉強に必要な教材を用意したりすることはもちろん、定期的にオンラインでの授業を受けさせることが必要となります。 オンラインでの授業は家庭教師、塾と色々な形態があります。 お子様に合った、どのような目標をもって勉強させたいかを

    • 勉強の仕方がわからない

      この問題は何も「海外にいるから」特別に起きる問題ではありません。 ずっと日本にいて学校に通っている子供たちの中でもどうしたら勉強できるのかわからない子供はたくさんいます。 ではどのように勉強したらいいのでしょう? 人間と言うものは基本ものを覚えること自体苦手とするものです。 勉強ができる、できないの境目は問題の解き方を覚えているかいないかです。 解き方さえ覚えることができれば苦手意識も相当減ってきます。 そう考えると、覚えることが苦手な人間がその問題の解き方を覚えるに

      • 過去問やったらできる?

        帰国子女の中には中学受験や高校受験を控えている子供たちは沢山いると思います。 ただ海外にいたり、遠隔地にいるとどうやって受験勉強したらいいのかアドバイスしてくれるひとが周りにいないこともあると思います。 誰でも「過去問」と言う言葉は聞かれたことあると思います。 実はこの過去問を繰り返し解くことはとても有意義な受験勉強のひとつとなります。 その目的はただ希望する学校の試験の傾向を見るだけではなく、 - 実際の試験の時間に沿って、模擬的に解いていく経験を積む - 繰り返し

        • 受験に備えて先に母子だけで帰国した方がいい?:中学生編

          以前「受験に備えて先に母子だけで帰国した方がいい?」と言うところに関連する内容ですが、中学生の場合帰国するタイミングを間違えると大変なことになります😢 どう言うことかと言うと、日本の高校を受験するには、原則ですが、日本の中学を卒業する見込みがたたないと高校受験できません。 そうなると、受験の願書提出の数か月前でもいいので、母子だけでも帰国し日本の中学に編入して、編入した日本の中学校の卒業見込みで高校受験の出願することがこうした問題回避に繋がります。 ただし駐在員の場合、

        日本の勉強がおざなりになっていて不安

          どんな塾選んだらいいの?

          遅まきながら明けましておめでとうございます🙇🐇🎍 今年もゆるりと書いていきますのでよろしくお願いいたします。 職業柄「日本だと塾の数が多くてどのような塾を選んだらいいのかわからない」と海外にいる方によく聞かれます。 広告とか、塾のHPを見るとそれぞれ特長がうたわれています。 そうしたHPでの説明や広告の内容のほとんどは、どう言う指導方針なのか、具体的にどう言う教え方をするかが書かれています。しかしそれがどれだけ自分の子に合った教え方なのかはわかりません。 やはり塾選びの

          どんな塾選んだらいいの?

          帰国子女あるある その2

          帰国すると色々なカルチャーショックがあると書きました。 それは子供の頃に異文化の中で育つとその国での考え方や感じ方が自然と身に着くからこそ日本独特のものにぶつかって起きるものです。 これは実際にそうした経験をした人でないとなかなか理解しにくい部分なだけに周りは「受け入れる」ことが大切です。 特にものの考え方、感じ方はかなり違います。 基本、欧米の場合ははっきりと自分の意見を言うことが当たり前です。 これが日本人の場合なかなかできない部分でもあります。 逆に日本人の場

          帰国子女あるある その2

          帰国子女あるある

          帰国したばかりの頃不思議に思うことが沢山ありました。 なにせ1歳から海外にいて、帰国する11歳まで一度も日本へ帰国したことがなかったので帰国したその日のことはよく覚えています。 今でこそ東京は緑豊かな大都会ですが、当時はまだ昭和の頃で、まだまだ緑が少ない都会でした。 初めて空港からホテルへ向かうタクシーに乗ったとき、まず「おや?」と思ったのがそのタクシーのLPG燃料の独特の匂いでした。 うまく表現はできませんが「あ、これが日本の匂い」と思ったものです。 そうしてホテルへ向

          海外にいてお子さんのことで不安になることは、せっかく覚えたことば、帰国したらどうなる?

          今はかなりの数の国で日本人学校が設立されております。 世界中で日本人学校は89 校ありますが、その内の36 校(40%)がアジアにあります。中国にはなんと10 校もあり、世界で最も児童生徒が多い学校の一つであるバンコク日本人学校には約2,700 人、シンガポール日本人学校にも約2,200 人が通っています。(海外赴任navi) そうした国であれば赴任しても現地の学校やインターナショナルスクールにお子さんを入れずにそのまま日本人学校に通わせる例が多くなってきています。 た

          海外にいてお子さんのことで不安になることは、せっかく覚えたことば、帰国したらどうなる?

          急に中学受験したい!でも時間がない、教えてくれる塾がない!!どうする?

          これは何も帰国子女に限ったことではなく、突然お友達の影響で受験したくなるお子さんもいます。 それが半年、いや1ヶ月前に起こることもあります。 それまで塾とか通ったこともないと、急に「塾に通わなきゃ!」となります。 しかし直前のため塾に通いたくてもどの塾も受け入れないことが多いです。 その理由としてはやはり: ✍ 受からせる保証がない ✍ 以前から受験を目指して何年も前からその塾の指導方針に従い勉強してきた子たちの中に急に入ってもついていけない と言った点です。 せ

          急に中学受験したい!でも時間がない、教えてくれる塾がない!!どうする?

          受験に備えて先に母子だけで帰国した方がいい?

          海外赴任している親御さんからよくこのような質問を受けます。 実際我が家もそうでした。 よくあるのが、父親が先に現地に行き生活環境を整え、帰国が決まれば母子を先に帰国させ、父親が現地の家の解約と言った手続きを担う形です。 ただ今回のテーマのように、まだ帰国の辞令が出ていないが子供の受験があるからやはり先に母子だけ帰国した方がいいのではと言う不安があります。 不安の原因は 早く帰国させて受験勉強させないと受験に失敗するかもしれない!!😟 他なりません。 そうは言っても、

          受験に備えて先に母子だけで帰国した方がいい?

          国語・・家ではどうしたらいいの?

          以前にも書きましたが、わたしは小学校の時、国語はやばいくらい酷かったです。 自分が書いた日本語の文章と現地語の文章を比べると、 小学校の高学年の子と幼稚園児の子の差くらいありました😅 きっと海外にいるお子さんでそうした現象が起きている子は沢山いらっしゃると思います。 もちろん海外にいる場合、子供は現地の子供たちと遊ぶ時間が長く、当然そこで取るコミュニケーションは全て現地語になるわけですからそれを避けるために親は家庭でなるべく日本語を話させるようにしたいと思うものです。

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          字がひどいと何が起きる?

          これは帰国子女だったから、と言うことでもないでしょうが、やはり幼少期を海外で過ごしていたせいか字はひどかったです。。って今もですが😅 今日はなぜ字のことを取り上げているかと言うと、子供たちは字を書くことが苦手です。そのため、できたら計算ノートに書かずに暗算で答えを導き出そうとします。 それがミスを引き起こす原因となります。まだ簡単な暗算で解ける問題ならいいのですが、複雑になっていくに従い暗算では解けなくなり算数や数学の回答率をあげるにはノートに書く作業が欠かせません。 た

          字がひどいと何が起きる?

          海外にいてお子さんのことで不安になるのは

          海外にいると親として不安なことはいくつもあります。 たとえば・・ 帰ったときに日本の勉強についていけるか不安・・ 小学生の子供に中学受験させたいけど塾がないから不安・・ 海外にいると子供になんの教材を使って進めさせればいいかわからない・・ こうした勉強に関する不安は尽きません。 以前にも書いていますが、わたしも日本人学校もないようなところで幼少期を過ごしました。 そしてわたし自身も日本人学校もない赴任先で子供をインターに通わせていました。 そうした親にとって子供の勉強は

          海外にいてお子さんのことで不安になるのは

          こどもの日本語が、かなりオカシクなっている?

          以前にも書きましたが、海外で長く生活されている方々のお子さんで「なんかうちの子の日本語、オカシクなってるけど・・」と思って不安になられている方も多いと思います。 そう言うわたしも!それはそれはオカシイ日本語を話していた子でした💦 どのくらい酷いかと言うと・・・・ 日本に帰国した頃は「今日はお天気がさしてます!」と堂々と言い放っておりました😅 たしかに言いたいことはわかるのですが・・・・💦 日本人学校もない環境の中で1歳から海外にいたので「家の中では日本語しか使うな!」

          こどもの日本語が、かなりオカシクなっている?

          孤立克服

          気付いたら友達と思っていた子たちからも距離を置かれていました。 流石に鈍感だった不思議っこ君もそれに気づき、どうしたらいいか考えました。 1.日本語を流暢に話す 2.言動を直す と言ったことが直ぐにできればいいのでしょうが、当然そのような改善はすぐにはできません。 わたしの場合は、なぜか走ることが人より速かったのです。運動会ではリレーや短距離、長距離走ではいつも上位でした。 その時のまわりの反応を見て「もしかしたらスポーツで変われるのでは?」と思い学校の休み時間にクラス

          海外から帰国したら・・

          海外から普通の区立の小学校に転向してきて不思議がられた宇宙人!?君が帰国したては不思議がられただけだったのが、時間が少し経つとのけ者扱いされ、それをどうやって抜け出すことができたかについてお話ししてみたいと思います。 まず、 何故不思議られたのでしょう? ほとんど日本以外の国で生まれ育ったような子の脳みそはどうなっているのか、と言うと、ものの見方、考え方は日本人ではありません。 家にいる時間より外にいる時間の方が長く過ごしているわけですからそうなるのは自然なことです。

          海外から帰国したら・・