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安藤むるめ
2020年2月11日 12:17
■誤算[読]ごさん誤った算段[例文]毎月、支払日とイタチごっこするような生活を送っている。あっちのイタチがなかなか素早く膨れていくものだから、こっちのイタチだって負けないようにあくせく働いている。これは一体いつになったら終わるのかと考えていたら、あっちのイタチにちょっと引き離されていた。油断も隙もあったものじゃない。いつか尻尾を掴んでやるからなと心に誓って銀行に向かっ
2020年1月21日 08:35
■効率[読]こうりつ効果を率いる人たち[例文]効果を出そうと無駄を省く時代に突入した。どんどん心は失われて、大気圏で燃え尽きる人が続出する。この時代を率いるのは、悪の大王でも独裁者でもない。金と便利に目の眩んだそこらにいる大人たちだ。私だってその一員だ。メーデーメーデーまもなく大気圏に突入します。メーデーメーデーまもなくです。
2020年1月20日 08:17
■生涯[読]しょうがい生まれて涯てまで[例文]正解にこだわった効率的な仕事に生きていくつもりだったけど涯てがみえないのでやめることにした。空気の中にピリッとした人をやる気にさせるものことについて考えている。今のところ旅行くらいしか思いつかない。できるだけ常識とかけ離れた場所のことを考える。カチコチの南極とか。でもわざわざ旅行に行かずにすむかもしれない。いずれにしても、私は生き方を
2020年1月4日 22:19
■背景[読]はいけいうしろに透けてみえるもの[例文]心を燃やして会社を興した人間が、若者の心を削って体力を貪り、資本を大きくしようとしている。自由を奪われていると考えてみると、戦争の仕組みと何が違うのか、果たしてわからない。