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映画「デッドプール&ウルヴァリン」2024年22本目
めちゃくちゃ面白かった。
製作のことを茶化すやら下ネタやらお約束をやりつつ、何をしたいかの本筋がしっかりしているのでそこも楽しい。
お決まりかもしれないけれど、ウルヴァリンの設定も良いので応援したくなる。
二人の戦いでさえもいちゃいちゃしているように見えて楽しい。
そして、スターたちが大勢出て楽しませてくれる。
マーベルの面白さ復活かな。
2週連続チャニング・テイタムってのも楽しい。
『ギケイキ2』町田康 2024年48冊目
むっさ面白かった。
読んだことははいがきっと原作の面白さに、町田節が見事に融合して、グングンかつゲラゲラ、時にグッときて読み進めた。
そして、高野秀行さんの解説も込みで非常に面白かった。
映画「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」2024年21本目
良作でした。
事実とそれにまつわる噂をベースにしているので、その主軸はしっかりとしており、それをエンタメとして楽しませてくれた。
スカヨハの美しさ、強さに脆さみたいのが魅力的だったし、チャニング・テイタムの真っ直ぐさ(一歩踏み外すと「キングスマン」のバカっぽい感じになって、それも良いのだけど)も良かった。
『果鋭』黒川博行 2024年47冊目
今回も掘やん&誠やんコンビは最高だった。次から次に悪党は出てくるし、話はどんどん転がっていく。
そして、やはり食事がたくさん出てきて美味そう。
ふと気付くと黒川作品では、「飲酒運転」をしている所を見た記憶がない。散々っぱら「悪」があるけれど、ここをキープしているのもまた面白い。
『喧嘩』黒川博行 2024年46冊目
「喧嘩」と書いて「ステゴロ」と読む。
元々なそっちの世界のギョーカイ用語で、武器などを持たずに素手で喧嘩をすることを示しているらしい。
本作に翻ると、喧嘩のシーンでは結構武器が出てくるし、主役もその被害を受けて、病院に駆け込み、さらに手術を受けることまでも。
それに被害を受けるだけでなく、主役側も何かを手にすることも多々。
それでも「ステゴロ」であるのは、主役二人が欲と計算に忠実でありつ
『破門』黒川博行 2024年45冊目
二宮&桑原コンビが本当に最高。
そして、今回の敵というかトラブルの原因である小清水が小物なのに、とことん狡猾で、とことん騙し、逃げに逃げるのが非常に楽しかった。
映画「劇場アニメ「ルックバック」」2024年20本目
原作未読。
事前情報なし。
ポスター一枚に惹かれての鑑賞。
素晴らしかった。
女性二人の人生の一部がぎゅっと詰まった時間。
オープニング、藤野の背中と机に置かれた鏡に映る表情。そして、華やかながら力強い音楽。
観て良かった。
映画「バッドボーイズ RIDE OR DIE」2024年19本目
なんだかんだで全シリーズを劇場で観ているシリーズ。
相変わらずだし、映像もカッコいいのだが「あぶ刑事」が歳を重ねて帰って来た哀愁みたいのがあると、より参加を感じられただろうにな。
カッコいいし、そこそこ楽しかったのだけれど。
『落英(上下)』黒川博行 2024年44冊目
これまた面白かった。
裏をかこう、仕事を全うしよう、金を得よう、身を守ろう、なんか悔しいから、ともがく登場人物の姿、行動、発言、どれをとっても惹きつけられた。
まだ読んでいない黒川作品があることは幸せ。
『カウント・プラン』黒川博行 2024年43冊目
短編集。
どれも人間くさく、サスペンスもあって面白かった。
解説で東野圭吾さんが書いていたように、コミカルにしようとしているのでなく、人間を描いていくとコミカルになるとのことが非常に頷ける。
黒川さん凄いよなぁ。
『キャッツアイころがった』黒川博行 2024年42冊目
前作と同じく女子大生探偵がフットワーク軽く、かつ大胆に行動し、犯人に近付いていく姿と本職である警察の動きが重なり合って話が進んでいき、グイグイと引き込まれていく。
どうしてキャッツアイ(宝石)が現場に転がっているのか…がなかなか鍵で、その理由がとてもグッとくるものがありました。
『暗闇のセレナーデ』黒川博行 2024年41冊目
あとがきにもありましたが、本格ミステリかつ女子大生探偵の軽いフットワークと推理がきらりと光っていた。
やっぱり黒川作品は面白い。
『美しすぎる少女の乳房はなぜ大理石でできていないのか』会田誠 2024年40冊目
作品も凄いし、男前だし、文章も面白いなんて、カッコいい。
生で作品を見たことがないのがお恥ずかしいですが、いつか見たいものです(ついこの間まで六本木で開催されていたのですね…)
映画「チャレンジャーズ」2024年18本目
傑作。
「今」の試合を軸に過去が重なり合っていく形式。
その最後が、映像の面白さもあって無茶苦茶気持ちいい。
そして、何よりゼンデイヤを筆頭にした俳優さんたちが非常に艶っぽく、色っぽい。
ルカ・グァダニーノ監督「君の名前で僕を呼んで」しか観たことがないけれど、人物同士の距離感や肉体が生々しくて惹きつけるのが上手いのだと思う。
不思議なもので、現在パートは年齢を重ね、皺が増えたり、髭まみ
『サムのこと 猿に会う』西加奈子 2024年39冊目
優しくも悲しく、鋭くて、とても良かった。
笑えもするし、西加奈子作品とても好き。
『探偵はBARにいる』東直己 2024年38冊目
映画は2作観ていたが、原作は初。
何故か、読まないでいたのだけれど、もっと早く読んでおけば良かった。
とても面白かった。
ハードボイルドであり、コミカルであり、哀しみでもありで、「これだよ、これ」という面白さが満載。
ススキノは2度くらいしか行ったことがなく、もう15年近く前なので、記憶が定かでないため、地理や雰囲気を知っていればもっと面白かったのだろうな。
このシリーズ読み始めよう。