映画「チャレンジャーズ」2024年18本目
傑作。
「今」の試合を軸に過去が重なり合っていく形式。
その最後が、映像の面白さもあって無茶苦茶気持ちいい。
そして、何よりゼンデイヤを筆頭にした俳優さんたちが非常に艶っぽく、色っぽい。
ルカ・グァダニーノ監督「君の名前で僕を呼んで」しか観たことがないけれど、人物同士の距離感や肉体が生々しくて惹きつけるのが上手いのだと思う。
不思議なもので、現在パートは年齢を重ね、皺が増えたり、髭まみれになっているにも関わらず、ティーンの頃の描写より、鮮やかに見えた。
音楽が最初、なんだか違和感を覚えたのだけれど、繰り返されるうちに気持ち良くなり、最後には癖になってしまった。誰なのだろうとクレジットを見ていたらトレント・レズナーとはさすがだなぁ。
プロデューサにゼンデイヤの名前があり、彼女はスパイダーマンの彼女くらいにしか思っていなかったけれど、全然そんなことはなかった(僕が知らないだけでした)。
非常に面白かった。
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