見出し画像

DXから考えるとアジャイルが不可欠だよって話 # アジャイル日記5日目

今日もお疲れ様です~~
今回は話題の「DX」について触れていこう思いますっ。

DXは Digital Tranceformation の略
DXの定義を「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること」してるよ。
ピンとこないよね笑(続きみてね)

DXはどの業界でも必要な概念だよ

いまやITやAIの技術を用いていない企業はほとんどないよね。

★ 住友生命の「Vitality」(保険業界
AIが提案する健康プログラムに取り組むと「保険料割引」や「特典ポイント」が貰えるサービス 
https://vitality.sumitomolife.co.jp/

★ RIZAP の 「RIZAP GOLF LESSON System」(ヘルスケア業界
ゴルフクラブに差して使う軽量の小型センターを開発し、顧客のスイングの加速度、角速度といったデータを元に指導するサービス
https://www.rizapgroup.com/news/press-releases/20180206-01/

★ 家庭教師のトライの「Try IT」(教育業界
スマホやタブレット端末でオンライン授業を受講することができ、スマホを振ることで質問を投げる機能など、いつでもどこでも誰でも利用できるサービス
https://www.zaikei.co.jp/releases/269847/

などなど.....
うん。通信業界に関わらず、そして従来の単なるPOSシステムや顧客管理システムような、効率化のためのIT利用から新規ビジネスのためのIT活用に変遷していることが分かるよねっ

そう、これからは
ITと共にビジネスを発展していく時代なのですっ!!
= DX (Digital Transformation)- デジタル革新 -

画像1

そして、今は
ソニーが自動車を開発したり、無印良品がホテル業を開始したりと、今までは違う畑だった会社が自分の競合になり、追い抜かれていくケースが容易に想像できると思います。

なので、自分のターゲットの市場は大丈夫と現を抜かしていると今の時代は危険。さらに事業を発展、発見する取り組みをITと共に思考(試行)していかなければなりません!

なんとなくDXの必要性は分かったけど、、
「何から始めたらいいのやら、、、」と思う方がほとんどだと思います。

推進するポイントは2つです
① DXの弊害を解決しておくこと
② 小さく初めて価値を確立させていくこと

DXの弊害になることとは...??

ひとつは、膨大、複雑化した既存システムの存在です。
いわゆるレガシーシステムというやつですね。
2000年初期から継ぎ足し継ぎ足しで大きくなっていったシステムは複雑で、モジュール間の結合度も高く、何か新しいサービスを始めようとなったときに、そのシステムの改修がボトルネックになってしまう可能性があります。加えて、こういったシステムは運用及び保守コストも高くつくため、早急に変更容易性の高いアーキテクチャに刷新しなければなりません。

例えば、COBOLを知っている人は少ないです。またフロントバック間のI/Fも整備されていなかったり、データが膨大でテーブル設計が複雑で、SQL文が長くなるなど、機能を追加する時にこれらは弊害になります。なので、WEBAPIの実装やDDDのような設計手法を取り入れることが今後は重要といわれています。

ふたつめは、価値の低い顧客業務です。
「その作業本当に必要ですが?」
例えば、毎日の上司への報告作業。接客のためのメール作成。無駄はありませんか?大きな企業ほど伝統的な作業が蔓延っています。以前は必要だった価値かもしれませんが、現代には合わない可能性があります。

そして、価値の低い作業をシステム化するなどお金の無駄でしかありません。そして顧客自体もエンドユーザが真に求めるものに対して仕事をする方がもちろん費用対効果が高くなります。今一度、現代の価値と企業方針の軸に合わせて徹底的な業務見直しをおこないましょう。

小さく初めて価値を確立させていくこと

前段の「レガシーシステムの刷新」「業務の徹底的な見直し」が完了すればいよいよDXプロジェクトの本格開始です!

やる気マシマシですね!!
「よしっ沢山人とお金を集めてがんばるぞーーー!」

画像2

はい。それ絶対にやめてください。

画像3

DXのプロジェクトはまず小さく始めましょう。
それは、何に価値があるか分かってないからです。

タイムマシーンを使って未来から来た人たちならいいですが、このVUCAと言われる現代で、どこにビジネス価値があり、どこに勝ち目があるかなんてすぐには分かりません。

VUCA(ブーカ)とは、Volatility(変動性・不安定さ)、Uncertainty(不確実性・不確定さ)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性・不明確さ)という4つのキーワードの頭文字から取った言葉で、現代の経営環境や個人のキャリアを取り巻く状況を表現するキーワードだよ。

ではどうするのか、、、
そう検証していくしか無いのです。
だれも答えを知らないのだから、小さくモノを開発して、フィードバックを貰って軌道修正して、それを基にまた小さくモノを開発して、フィードバック貰って、、、、

あれ、このサイクル聞き覚えが、、、、、

スクリーンショット 2020-09-13 14.58.26

そうアジャイル開発ですね。

なので、アジャイル開発で間違えてはいけないのは、短い期間で継続的にインプットするフィードバックは「システムとしての価値ではなく、システムを活用したビジネス価値の観点」でおこないます。

オーナー側も開発側もここの認識に齟齬があるとまずいです。

私たちのゴールはシステムを作ることではなく、エンドユーザーを満足させること幸せになってもらうことです。

そのためにDXが必要であり、
その手法にアジャイルが不可欠なのです。

アジャイルで価値を確立させた後にウォーターフォールで大規模開発するケースは結構あるようです

今回はばーーーっと書いてしまったので
その考え方違うんじゃない?のようなコメントお待ちしております!

今日もここまで読んでくださり本当にありがとうございます!

よかったら他の記事もみてください^^


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?