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へやのなか

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わたしが書いたものです
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#恋

未練

未練

あなたはいつも大股で
歩くのが速くて
わたしはついて行くのに精一杯だった

合わせてほしいって
言えなかった
嫌われるのが怖かったから

あなたはよく笑って
褒めてくれて
わたしは照れ笑いを返すしか出来なかった

眩しくてたまらなくて
上手な返しなんて
考える余裕がなかったから

あなたはずっと前を見てる
どんどん遠くなる

わたしはまだ
道端の萎れた雑草なんかが気になってる

あなたの笑い声が遠

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ロンリー ウィズアウト ユー

ロンリー ウィズアウト ユー

寝癖が跳ねていたら
柔らかいその髪を指で混ぜるの

古くなったスウェットにあなたの背中を見つけたら
頬を寄せて温もりを分けてあげるの

冷たい布団にはもう懲りたし
一人用の料理ももうしない
念入りにシワを整えて
お惣菜も2個ずつ買おう

おかえり、と ただいま、と
おはよう、と、おやすみ

腕をいっぱいに広げて
なるだけあなたを受け取ろう
一つになって溶けてしまうくらいに
離れようもないくらいに

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パレード

人混みや車の音に紛れて 孤独と孤独が笑い合う
私たちだけ ここには

できるだけ触れていたい 二人は一人でいたい
私たちだけ ここには

喧騒をBGMにして
スーパーのレッドカーペットを歩いて
エスカレーターを降りて夢の中へ

いいえ 夢ではないわ
夢なんかではないわ
私たちだけ ここには

空気に浮気をしないで
ずっと背中に触れていて
私たち 私とあなただけのまち