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【思考3】会社・上司へ退職を報告するタイミングはいつが適切か


ご無沙汰しております。murakenです。

ええ、あれですよね。「お前は誰だ?」ですよね?わかりますわかります。

もう誰も覚えていないくらい間を開けてしまったわけですが、令和時代に突入したことですし、ここから仕切り直そうと思って最初の自己紹介記事を書き直しました。よかったらご覧ください!


一応、95%の方が読み飛ばしてくださると思うので3行で自己紹介します。

★29歳ですがもうすぐ会社辞めて1年~1年半フリーターやります!

★キャリアコンサルタントの資格を取ってカウンセラーになります!

★自分らしく生きる人をめっちゃ増殖させます!


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あ~あ。

前置きはさておき、以前からの試みでもある【退職する前に考えないといけないこと】シリーズを再開したいと思います。今後いつか「会社を辞めよう」と考える人にとって、少しでも有益な情報になることを信じて…!


※過去のエントリーはこちら。2つ(実質1つ)しかない…


ということで、今日のテーマはこちら。

【会社・上司へ退職を報告するタイミングはいつが適切か】


この問題はありますよね。なんだかんだ。

僕自身これまで2社しか経験していませんが、退職の報告をするタイミングは結構悩みました。「思い立ったが吉日(使い方違う?)」なんて言いますけど、そう簡単にはいかないもんですよね。


で、「会社・上司へ退職を報告するタイミングはいつが適切か」の結論は、2つのパターン次第だと思います。


1つ目のパターンは、社内に信頼できる上司がいる時です。この場合は、シンプルに退職を考えた段階ですぐに相談をするべきでしょう。(僕の場合はこちらでした)


そしてもう一つは、社内に信頼できる上司がいない時です。この場合、上司に報告するタイミングはいつがベストかと言うと…ズバリ

【今の会社にどう思われて、どう扱われても良いと思った時】

かつ

【退職後の目途がついた後の、極力早いタイミング】

だと思います。要は、退職を報告することによって社内で生じるリスクや手間と向き合う準備ができた時、そして、辞めた後の目途がついた時ですね。


会社としては、一度退職を口にした社員は、たとえその時留まったとしても、将来また退職したいと言い出すのではないかと思うようです。よっぽど厳格な会社の場合、一度退職を口にすると、その先しばらくはリスクヘッジのために重要な仕事やポジションに就かせないこともあると聞きました。退職の懸念があるのに、自社の中枢に近づけるリスクは何となくわかりますよね。今の時代、会社側も全社員が定年までいるとは思っていないはずなので、そんなこともないのでは…と思いますが、実際にそんなケースもあるようですね。

ただ、基本的によっぽど社内でお荷物扱いでもされていない限り、退職=損失なので、会社としても引き留めにかかることが多いはずです。一度「退職する!」と心に決めたとしても、上司やその上の上司(中小企業なら役員や社長)と話をする中で、決心が揺らぐこともあるかもしれません。

ちなみに、僕の場合はこんな感じでした。


◆1社目…従業員60名の中小企業

・勤続年数…5年

・退職報告時期…退職希望日の半年前

・退職報告順序…最もお世話になった上司→直属の上司→取締役→社長

・面談回数…7~8回


◆2社目…従業員6000名(連結)の上場企業

・勤続年数…2年

・退職報告時期…退職希望日の3ヶ月前→再検討、退職希望日の4ヶ月前

・退職報告順序…直属の上司→上司の上司

・面談回数…5回(トータル)


いや、面談しすぎだろ!と思うかもしれませんが、5年務めた企業となると、話し合いもそう簡単に終わらないものです。決して引き留めてほしかったわけではなく、お互いに何の憂いもない状態で転職したいという思いと、しっかりと(担当顧客や業務を)引き継いでから去りたい思いが強かったのです。そして僕としても恩義があったため、当時会社が追っていた大きな目標を達成するまでは辞めないと決めていました。(達成する見込みがあったタイミングが退職希望月の1ヶ月前でした)

特に取締役には日頃からかなり良くしていただいていたため、何度も1対1で話す時間を作っていただいたのはありがたかったです。僕が本当にやりたいことに対して、会社として提供できる機会などを、とても親身になって作ろうとしてくださりました。そしてそのような話し合いの中で、自分自身でもより自己理解が深まり、結果としては転職という道を選択しましたが、後悔のない選択になったと考えています。

退職の相談・報告をする順序は、一般的には直属の上司が最初ですが、1社目では、新卒時代からずっと支えてくださっていた上司に報告をしました。もちろん、当時の直属の上司にもかなりお世話になったので、実際はほぼ同時のタイミングではありましたが…


そして2社目ですが、実は2018年の5月頃に一度退職希望の旨を伝達し、3回ほど面談をしています。しかし、上司との面談を重ねる中で、確かに「今ではない」という実感が芽生えたため、一度は継続して勤務することを選択しました。これも、綺麗事ではなく、しっかりと上司が僕の人生と向き合ってくださったからこそできた選択だと思っています。現に、今では当時引き留めてくださったことに感謝しています。(本当に…)

ただ、それから日々の仕事を続ける中で、改めて自分が挑戦してみたいことが大きくなっていく実感も確かにありました。そして今年の2月に、改めて6月いっぱいまでやりきってから退職させてほしい旨を伝えました。そこからの面談は2回でしたが、以前よりも本気度が増していることを感じていただき、正式に退職を受理してもらいました。


これらの経験から学んだことは、2つです。

①信頼している人(できれば上司)に、できるだけ早く相談すること

退職日まで全力で働くこと


①は、自分が会社にとって必要な人材と思うのであれば尚更早く相談した方が、お互いにとって良い結果が生まれるということです。一方的な退職報告に終始し、会社側の考えや意見を聞かないことは、よほどのブラック企業にいない限りは避けた方がいいでしょう。そして場合によっては、転職の必要性がなくなるような動きを会社側が取ってくれるかもしれません。

②は、あくまで1社目の経験ですが、退職後の憂いをなくすためのものです。僕は自分から前職の上司や役員の方にコンタクトを取ることは基本的にありませんが、今どこかで偶然会っても、目を背けたり後ろめたい気持ちになることはありません。(この前、前職の同僚の結婚式でお会いしましたが、普通に楽しくお話をさせていただけたつもりです) これは、退職時にしっかりと業績目標の達成と引き継ぎを行ったからだと思っています。

現在はまだ2社目の会社に務めているので、こちらでも「立つ鳥跡を濁さず」という気持ちで最後の数ヶ月を過ごしたいと思います。


…と、何か綺麗な感じで書いてしまいましたが、生々しい話、賞与が欲しい方は社内規定を確認して、そこから逆算するという手もあります。笑

あとは、(次に行く会社の)内定が出た瞬間という手もありますが、個人的には退職までに時間を要するケースも多いので、あまりオススメはしません。


というわけで、今日の結論をもう一度。

会社・上司へ退職を報告する適切なタイミングは、パターンによって分けるべき。

信頼できる上司がいる場合は、退職を考えたタイミングですぐに。

信頼できる上司がいない場合は、

【今の会社にどう思われて、どう扱われても良いと思った時】

かつ

【退職後の目途がついた後の、極力早いタイミング】

だと思います。


地獄みたいな企業に勤めている方は別ですが、退職後に後悔することがないように建設的な話し合いができればいいですよね。


ではまた。

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