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ミニマリストのちょこっと掃除

就活と自主制作に勤しむわたしと週3で在宅勤務の夫。つまり、わたしたち夫婦は大半を家で過ごしている。だからこそ、どうしたらお互い心地よく生活できるか工夫してきた。
それは日々ちょこっと掃除をすることだった。すると家にいる自分が好きになり、晴れやかな気持ちでいられる。それに週末がっつり掃除をする必要がなくなり、休日はゆっくり過ごせるようになった。もしかしたら、夫婦仲良くいられる秘訣かも、なんて思う。
中でもわたしが心がけているちょこっと掃除などを紹介する。


1)トイレの便器裏の掃除

もともと夫がやっていた日々のちょこっと掃除をわたしも見習った。人によって少し抵抗があるかもしれないが、トイレのあとトイレットペーパーで便座裏などを拭くことだ。
溜まりに溜まったトイレの汚れを見ると掃除する気が失せる。でも、今はトイレの度にササっと拭くから、便座裏ががっつり汚れることはない。
ちなみにトイレ掃除はいつも夫が率先してやってくれる。キレイ好きな夫に日々感謝しているから、なるべく汚れが溜まらないように心がけている。

2)お風呂掃除を毎日する

湯船につかることがなによりも大好きだ。心と身体の疲れをとってくれる入浴は、食事と同じくらいかかせない。
でも、浴槽にお湯を溜めると浴室に熱気がこもり、カビや水垢が発生しやすくなる。だから、毎日お風呂を掃除する。日々掃除すれば5分以内でちゃちゃっと終わる。歯磨きするのと同じ感覚だ。
仕上げに身体を拭いたタオルで鏡を拭けば、ウロコ汚れができにくくなる。明日のリラックスタイムのための投資だと思ってやっている。

3)洗面所掃除も毎日する

朝、顔を洗うと洗面所がびちゃびちゃになる。ワイルドすぎて、ときどき床まで濡れてしまう。だから、顔を洗った後は洗面所を拭くようにした。夫も洗顔後は拭いてピカピカにする。どちらが先に洗面所を使っても、次使う人は気持ちよく顔を洗える。
そして、洗面所の床は髪が溜まりやすい。朝は髪をとかし、夜はドライヤーをかける場所だ。だから、必然的に髪がたまりやすい。落ちた髪の毛がころころ転がって、ホコリとともに絡まっている姿を想像するだけで身の毛がよだつ。
髪をとかし終えたら掃除機をサっとかけ、ドライヤー後もサっとかける。そのため、掃除機は洗面所に置きっぱなしだ。コードレスだから手軽に掃除機がかけられる。おかげで床に髪が溜まることなく、いつもピカピカだ。

4)キッチンの排水溝のフタを外す

週末の掃除をすこし楽にするテクニックだ。
毎日料理をするから、キッチンの排水溝が汚れやすい。しかも、排水溝は複雑な形をした部品が多く、掃除するのが億劫な場所だった。ならば、すこしでも部品を減らそうと排水溝のフタを取ることにした。
すると、あら不思議!腰の重かった排水溝掃除が、こまめにできるようになった。また、ネバネバしたフタを我慢して触って排水溝ネットを変える必要がなくなり、日々の習慣が軽やかになった。
懸念していた匂いは心配なかった。フタをなくしたおかげで定期的に掃除できるようになり、夏場でも匂わなかった。

5)家族ごとに収納場所を決める

今まで紹介したちょこっと掃除とジャンルが違うのだが、わたしたち夫婦はカテゴリーごとに各自の収納場所を決めている。下駄箱、本棚、服、洗面所、お風呂場など。それぞれ自分のテリトリーが決まっていて、そこをはみ出ないように心がけている。モノが増えて収まらなくなったら、今あるモノを見直して手放すか、収納場所を増やしてもいいか相談する。
だから、床にモノが散らばることは決してない。家中に置きっぱなしになっていることもない。
結果、家はすっきりキレイを保てたままでいられる。

どういった状態を「キレイ」と定義するかは人それぞれだ。でも、目的はただひとつ。同じ屋根の下、家族が心穏やかに暮らすことだ。
わたしは日々のちょこっと掃除で、自分も相手もハッピーでいられると思っている。

「夫が靴下を脱ぎっぱなしにする」「妻がつかった後の洗面所はびちゃびちゃだ」とよく耳にする。相手にどうこう言う前に、自分の行動を見直して、こつこつ掃除していくことの方が大切なのではないだろうか。


おまけに…

公衆トイレで手を洗っていると水だけで手を洗う人が大半で、どうも苦手だ。流水にシュパッと一瞬だけ手をかざして終わりだったり、流水のみで洗った手でハンカチを使わずに髪をスタイリングしたりする人がいる。
感染性胃腸炎はアルコール消毒では防げない。きちんと石鹸と流水で洗わないと効果がでない。
わたしは入念に手を洗って、タオルハンカチで手を拭く。

「清潔」に対する定義も同じ感覚でないと誰かと一緒に暮らせないなぁ、なんて最近改めて思った。

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