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ミニマリストの旅行パッキング|海外編

7泊9日の海外旅行で、荷物はキャリーケースとリュックに収まった。一般的に聞こえるけれど、2~4泊用(36L)の小さなキャリーケースで9日分の荷物が収まった点がポイントだ。
家から国外のホテルまでの移動距離は果てしない。それなら荷物を少なくした方が身軽で楽だと考え、工夫を凝らした。

今回は旅行の荷物を少なくするコツをまとめてみた。


1) アメニティは詰め替える

100均や無印良品などで売っている小分けボトルに普段使う化粧水やヘアオイルなどを詰めていった。今回はヨーロッパ旅行ということで、現地のアメニティが身体に合わない場合を想定し、シャンプーやリンスなどは無印良品のトラベルセットを用意した。
海外旅行で長期滞在する場合は、なるべく普段使っているものを必要量だけ詰め替えていく。そして、使い切ってしまえば帰りの荷物を減らすことができる。

2) 服は3日分だけにする

衣類はどうしても多くなってしまいがちだが、現地のコインランドリーを上手に使いこなせば荷物を減らすことができる。
当日着ている分も含めて3日分の衣類で9日間を過ごした。夫が事前に宿泊先にコインランドリーがあることを確認しておいてくれた。
宿泊先の部屋には、ハンガーが20個ほど用意されていたので、2人分の衣服を2日間分まとめて洗っても十分に干すことができた。
服は上下ともになるべく白と黒に統一し、コーディネートしやすいよう工夫した。唯一靴下だけはカラフルにして、着ていて気分が上がるようにした。

3) 下着は4日分にする

下着も同じく現地で洗濯することを想定して少なくした。乾かなかったり、破けたりした時のリスクを考えて、服よりも1日分多い4日分を用意した。
ただ、直接肌に触れる衣服でもあり、いくら洗濯したとはいえ衛生面が心配だった。だから、滞在日数分のおりものシートを持参した。
結果、快適に過ごすことができた。

4) お土産は事前に買う量を決めておく

旅行先は見たことがない珍しいモノたちばかりで、ついたくさん買ってしまう。以前、韓国へ行った時はそこまでコスメに興味がないのに買い込んでしまう失敗をした。消費するのに時間がかかり、すこしストレスになってしまった。
だから、今回は事前に購入するものを決めておいた。普段の作業のお供としていただく紅茶やお菓子を中心に、生活の中で負担なく消費できるモノを購入した。
友人へのお土産も同じく、誰にどれくらいの量を買うのか、ある程度は事前に決めておいた。郵送で渡したかったので、定形外郵便の規格に収まる大きさを選んだ。

5) 3つ星ホテルに泊まる

3つ星ホテルならタオルを持って行く必要がなく、毎日交換してくれるので荷物を減らすことができる。
今回はすこし長めの旅行だったので、快適に過ごせるように広いお家に住む擬似体験を兼ねて45㎡以上の広い部屋を予約した。そしたら、食洗機やドリンクが完備されていて想像以上に快適だった。
ただ、残念ながらアメニティは日本のホテルほど充実していなかった。ヘアシャンプーとボディソープはあったが、なぜかリンスは用意されていなかった。そのほか、ルームウェアやカミソリ、くしなどもなかった。アメニティ類は持参して正解だった。

6)足りなければ現地で買う

オーストリアの気候は日本と違い、湿度が低く、空気中の水分が少ないからか焼けるような日射量だった。おまけに風が強く、ものすごく乾燥していた。
日本のボディクリームをハンドクリーム代わりに用意していたけれど、間に合わずどんどん手が荒れていった。
最終手段で現地の薬局でハンドクリームを買った。意外にも日本のモノよりもしっとりと高保湿で、日に日に荒れた手は修復さていった。現地のモノが一番理にかなっているのかも、と勉強になった。
おまけに現地の製品を使うと移住したような体験が味わえて、旅行がひとしきり楽しくなると思った。

まとめ

ミニマリスト修行を経てパッキングをしたら、移動が身軽になった。
なによりも海外で暮らしているような気分が味わえた。荷物を減らすということは、現地の製品や商品を利用するということだ。洗濯をして干して畳んで、食器を並べて食事して片付けて、足りなければスーパーや薬局へ行く。

来年は台湾へ行こうと夫と約束をした。台湾も旅行をしているような、移住しているような気分を味わって観光を楽しもうと思う。
文化の違いを受け入れることで人生をより豊かにできるかもしれない。未来のわたしは世界に詳しくなっているかもと今からとてもワクワクしている。

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