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【オンライン時代のヒント】先輩30人に新入社員へのアドバイスを聞いてみた

今日は社会人1年目でフルリモートワークを経験した私が、どうやって職場の人と知り合ったか、コミュニケーションをとっているか、どんな新人に向けてのアドバイスをもらったかをご紹介していきます。

ついこの間まで「新入社員です!」と自己紹介をしていたのに、あっという間にもう1年経ってしまいました。2021年4月に入社した私が、もう新入社員の肩書きを譲り渡しました。本当に一瞬でした。

さて、私はこの1年、主に配属後からの半年間で所属本部内のいろんな方に仕事やプライベートについてざっくばらんにお話を伺ってきました。「新入社員です!リモートワークでほぼ誰とも話したことがないです!よろしくお願いします!」みたいな、新人にしか許されない手法だったと思いますが、皆さん快く引き受けてくださいました。

ちなみにリモートワーク中心と言っていますが、本当に会社には月1回程度しか行ったことがないです。先輩や上司とリアルに飲んだことが1度もないです。

そんな私が、どうやって30人もとお話しできたのか、どんな話を聞けたのかをまとめてみました。今年入社される方、配属早々リモートワークで不安という方、オンラインでの研修ってどうよと思っている方に読んでいただきたいです。

①企画の背景

前述の通り、本当に出社が少ないんです。そうするとなにが起こるかと言うと、全然人と知り合えないまま過ごします。

「わからないけど、トレーナー以外の誰に聞けばいいだろう」
「トレーナーは忙しそうだけれど、他に知っている人いないかな」
「私、この1週間チームメンバーとしか話してないな」
「今やっているこの仕事、どこでどんな風に他の業務とつながってるの」
「私、ちゃんと社会人になれてる…?」

そう、めっちゃ不安でした。
それを月次の振り返りで上司に相談して、本部の色んな人に紹介お願いしたらいいよ〜と言っていただきました。そうか、新人の肩書を使って、色んな人にお話を聞いてみよう。それでゆるく始まったのがこの企画です。


②実施方法

とにかくいろんな部署の先輩社員に話を聞きにいく!というものなのですが、ただのノリでは業務時間をいただけないのが社会人。

まずは依頼のための説明資料を1枚作成。人脈を広げることが目的なので、時間や形式にはそんなにこだわりません。ただ、リモートワークで人と知り合う機会がほぼないこと、本部の業務をもっと知りたいことなどの背景は書きました。

お話したいトピックとして伝えていたこと
・自己紹介と現在の業務内容
・今までのご経験
・新入社員の時にやってよかったこと、やればよかったこと
・お仕事やコミュニケーションの工夫
・趣味やリフレッシュ方法

そして、最初はチームの先輩から教えてもらった別部署の先輩方に依頼。日程調整して、本番は私が司会をしてお話しいただきます。事前に聞きたいことや背景もお伝えしているので、30分〜1時間で質問を交えて進めるスタイルです。

1on1が多かったですが、3〜5名で行うこともありました。一対一は緊張するという方は、紹介者の方に入っていただくのも良かったです。個人的には、たくさんざっくばらんなお話が伺えるので一対一で話すのが好きでした。

お話の後は、その方に別の知り合いを紹介してもらうバトンリレー形式です。ご紹介自体はその方におまかせなので、私は主に日程調整と当日の司会だけをしました。これが新入社員でも続けられた理由かもしれません。

これで本部内約30名、2年目〜35年目の方までお話できました。いろんなご経験を積まれた方、海外にいる方、子育てをしている方もいらっしゃいました。


③新入社員へのアドバイス

新人向けのアドバイスを!と聞いてみたところ、、、
やっぱり、この関連の声は本当に多かったです!
先輩方の失敗談にもこの手の話が1番ありました。
理事含め幹部社員の方々はみんな体づくりをされている印象です。
コミュニケーションが難しい時代だからこそ、いろんな工夫もしてみるの大切!

ここの3つあたりがとっても多かったです。でも他にもいろんなことを皆さん大事にされていました。どんどんトライしてみよう(失敗してもそれを生かしていけばいいし、理不尽なこと言われることもあるけど受け流していいよ)など、いろんなエールもいただきました!


仕事での工夫も伺いました。

1年目でもすぐにトライできることもあれば、経験を貯めてどんどんできるようになっていけるかなということまで様々な工夫を教えていただきました。いろんな先輩を真似して、自分なりのやり方を作っていけるといいねと言っていただきました。

これは新人でもすぐにトライできそうです!
流石に先輩方の言葉は力強いです。
駐在経験者の方々のお話もとても興味深かったです。


おまけで、私自身がこの企画を通して学んだことです。
正直、最初は不安でした。

企画をしてみて、企画中にいただいたアドバイスを実践できるのが良かったです。後は、仕事が早い方々の連絡の方法や速度感を見ることもできました。

そしてこれは、私が初めて自分で企画・依頼・司会をする機会でした。初めは必死でガチガチすぎて、人柄を知ることまでができなかったのですが、だんだん慣れてきて楽しくお話ができるようになりました。たくさんの機会を作ることができて良かったです。


④まとめ

オンラインだからって、コミュニケーションを諦める必要はありませんでした。むしろ「オンライン時代の新入社員のコミュニケーションって大変ですよね」と現状に共感していただけたり、「初心を思い出す貴重な機会でした」とありがたいお言葉をいただいたり、「これからもいつでも分からないことあれば聞いてください」という力添えをいただいたり、やって良かったことばかりです。

新入社員の皆さん、まだまだこのような状況下で不安や難しいこともたくさんあるかと思います。でも、困っていますという新人に手を差し伸べてくれる人も、思っているより多いかもしれません。

私も2年目とはいえ日々わからないことや難しいことに直面する毎日を過ごしていますが、今後も前向きに頑張っていこうと思います。


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