自然と伝統につつまれる、常夏のサモア島の体験レポ
あ〜おいあ〜おい海だよ、海また海だよ、サモアのしまとこなつだ〜〜よ〜〜。小学校のころに歌集にのっていただけの遠くの国に、まさか自分が行くなんて思ってもいませんでした。
サモアはまだまだ日本人にはあんまり馴染みがない場所かもしれません。
そこで2018年に実際にサモアを巡ってみた、わたしのおすすめを紹介したいと思います。5日間滞在しましたが、人が優しくて自由な地サモアでたっぷり癒されて帰ってきました。
トスア・オーシャントレンチ
サモアの観光地といったらまずはここ!定番の天然のプールです。エメラルドグリーンの透明な水をたたえたこのプール、なんと10メートル以上あるハシゴを降りて入るんです。
このプールは飛び込みができることでも有名ですが、なんとこのハシゴのてっぺんから飛び降りるツワモノも!!!(実際行ったけどただハシゴを降りるのも結構怖いです笑)
ただ、プールのど真ん中には岩があり、その上くらいまで水が満ちている時でないと十分な深さがなく危険だそうなので注意してください。
水がとても綺麗で小さな魚もいます(ファインディングニモのドリーみたいな色のもいました!)水が綺麗すぎて日焼けするので対策は忘れずに。
泳ぐのが苦手っていう人も、足はつかない深さですが一応補助用のロープみたいなのはありました。
また、海水のプールですが、一応真水を浴びられる屋外のシャワー・トイレや着替えられるスペースもあるのが嬉しいところです。(日本のクオリティは求めないでくださいね)
高床式倉庫のような場所もあって、お昼寝したりもできます(わたしは2時間くらい爆睡しました笑)
カルチュラルヴィレッジ
伝統の文化を体験できるアピア市内の施設です。
曜日によってはサモアの伝統文化を丸ごと体験できるので、サモアに来たからには是非行って欲しい場所です。
・サモア伝統の草で編むお皿づくり
・伝統の挨拶の儀式の体験
・バナナと芋を葉っぱを用いて焼く伝統料理づくりの見学・試食
・サモア伝統のタトゥー入れの見学
・伝統工芸品づくりの見学
これらすべてを丁寧な説明を聞きながら体験できます。特に印象的だったのは伝統料理とタトゥーでした。
サモアの伝統料理・ウムは焼き石を使うなど大変な体力勝負なので、ご飯は男性陣の仕事だそうです。(確かに見ているとすごく大変そうでした。)
おいもとバナナとココナッツがメインの料理ですが、島でしか味わえない味だと思うので是非トライして欲しいです。
タトゥーは日本では偏見が多いですが、海外では全く違う意味なことが多いです。サモアでは、全身の決まった部位に入れる伝統のタトゥーがあります。
その方法は、ギザギザした器具の先端に薬品をつけ、そのギザギザを直接皮膚に叩き込んでいくというものです。(めちゃめちゃ痛そうですよね、、)
これを男性陣は全て成し遂げると、痛みや自分の変化に耐え乗り越えたことを表し、非常に尊敬されるそうです。そしてその文化に誇りを持っているという話を説明で聞きました。
わたし自身はこの留学と旅行を経て、タトゥーへの意識が随分変わったと思います。日本も偏見がなくなってくれればいいのにと思うこの頃です。
シーフードレストラン・アイスクリーム
市内からビーチ沿いに歩くこと30分ほどで、是非訪れて欲しいアイスクリーム屋さんとシーフードレストランがあります。
シーフードレストランの中にアイスクリーム屋さん(cool shacks)があります!一日中のんびり過ごせてしまったりします笑(地図はこちら)
シーフードレストランは、火の通った料理を食べることを心底お勧めします!!生マグロのポケはめっちゃ美味しいんですが、旅行中ずっと下痢に苦しむ可能性があるので避けるのが無難です。
アイスクリームは、是非カカオを砕いて作ったというcoco samoa を食べてみてください!ワンスクープがおおきくてお得なアイスです。
アイスをおやつで食べる、夕ご飯にレストランに足を運ぶなら、是非ビーチからの夕日も一緒に眺めてください。ビーチ沿いにあってすぐ先が海なので、とにかく絶景です。
おまけ:テラウイ祭り
9月にはサモアの伝統的なお祭り、テラウイ祭りがあります。
火を使ったファイヤーダンスがみられたり、最終日にはミスサモアが決定したりするお祭りです!(ちなみに私たちは滞在中、同じホテルに泊まっているミスサモアに出会いました笑)
なんにもしないことを楽しめるようになると、日々は豊かになるんだなあと感じた5日間でした。自然と伝統が根付くサモアの地で、みなさんものんびりと過ごしてみるのはいかがでしょうか。
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