花束がほしいと思ったり。

終業後に書店に寄って、今週はじめて深く呼吸ができた気がした。会議の効率化のための本を買いに来たのに、政治の入門書からさくらももこのエッセイまで、気づいたら四冊を持ってレジに並んでいたのだ。

一度家に帰り、ジムだとかシャワーだとかを済ませて隣の家へ行く。何度いってもなかなか食卓につきもしない祖父を横目に、ビジネス書を一気に読み進める。祖父のご飯には一時間はかかってしまう。昨日は一時間半だった。ふうとため息をつく。想定していた勉強時間が、また削られてしまった。