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おにわかたづけられない

春、夏、秋、冬 変わる名前に違いはあれど 美しさは同じだ 同じものなんだから 赤、白、黄色、紫 外の庭の美しい花 植えつけられた未知が怖くて 引っこ抜いた ごめんなさ…

ムク
4年前
3

SNSのおんなのこたち

憧れのあの子と同じように 君も平面だから忘れてたよ 会いたいとか友達になりたいとか 思うだけで罪だった わざわざ意識しない 日常の一部が言語化されたせいで 私のなん…

ムク
3年前
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もふもふ

私の持ってないものを持っている 君を憎む心を持っている 人間であることを呪ったあの日も 肉をも断つ牙を持っている されど表現の面で劣っている 動物であることを嘲笑っ…

ムク
4年前
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There's no music

今日もどこかで誰かが 最高の音を作ってる 全部ピックアップ出来るわけはなくて 聞いてみたらどれも良くて それでもまた君で洗い流す そう僕はこれが好きなんだ と洗脳する…

ムク
4年前
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adoRe

もし君の臨む先が悲劇なら 僕は一生君のこと忘れらんないだろうな 喜びと悲しみとそのあいだの濃い 感情、無責任に待っている 始まりは冬だった 君が人間だって事やっと知…

ムク
4年前
9

私より先に死ぬくせに

1ヶ月が経った 生活はなんにも変わらない 久しぶりの煙の色 意味のない呼び声 むかついた抜け毛も いつの間にか飛んでった もう増えないから つよくいきたい 覚えてる感…

ムク
4年前
2

おにわかたづけられない

春、夏、秋、冬
変わる名前に違いはあれど
美しさは同じだ
同じものなんだから

赤、白、黄色、紫
外の庭の美しい花
植えつけられた未知が怖くて
引っこ抜いた

ごめんなさいなんて安い言葉で
人生に言い訳できるなんて
思ってない、思ってないけど
ここから綺麗に咲きたかった

増えるだけの大切に
花の名前すら忘れそうで
自分の庭も片付けられない
落とすたび見失ってた
伸び続ける歪な気持ち
死ね、死ね

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SNSのおんなのこたち

憧れのあの子と同じように
君も平面だから忘れてたよ
会いたいとか友達になりたいとか
思うだけで罪だった

わざわざ意識しない
日常の一部が言語化されたせいで
私のなんもない
日常の全部が塗りつぶされていく

SNSのおんなのこたち
あんなに近くに感じてたのに
指をくわえて見ていることしかできなかった
今君が消えたって
私が知ったこっちゃないって
分かってたって知りたくて
分かってたって教えて欲しか

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もふもふ

私の持ってないものを持っている
君を憎む心を持っている
人間であることを呪ったあの日も
肉をも断つ牙を持っている
されど表現の面で劣っている
動物であることを嘲笑ったあの日も
思い返してみたら
別になんてことはないんだ

君はいつでももふもふでした
大きくなってももふもふでした
小さい君とか全然覚えてないけど
記憶はいつでももふもふでした
口づける時ももふもふでした
ムカつく時でももふもふで
口に

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There's no music

今日もどこかで誰かが
最高の音を作ってる
全部ピックアップ出来るわけはなくて
聞いてみたらどれも良くて
それでもまた君で洗い流す
そう僕はこれが好きなんだ
と洗脳するように
なんて容易に書けてしまったから
There's no music

君の友達の歌を聞いて
もしかして君のより好きかもなんて
なんだか裏切りみたいに感じて
また君だけを聞いた
積み重ねていく好きのストリーミング
君が与えたいもの

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adoRe

もし君の臨む先が悲劇なら
僕は一生君のこと忘れらんないだろうな
喜びと悲しみとそのあいだの濃い
感情、無責任に待っている

始まりは冬だった
君が人間だって事やっと知ったあの日
君がくれたcrater示したくて
僕は人間を辞めた

またズーム&フリック
狂ったように画面に張り付いて
罪を重ねて悦に成るよ
僕が覗き込む深淵の中で
君はどんな音をしてる?

生きてる君が、生きてない君が
かたまりの僕に

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私より先に死ぬくせに

1ヶ月が経った
生活はなんにも変わらない
久しぶりの煙の色
意味のない呼び声
むかついた抜け毛も
いつの間にか飛んでった
もう増えないから

つよくいきたい

覚えてる感触が
骨になってしまうのは
怖いな
最高の時間が
輪郭もなくして

私より先に死ぬくせに
勝手なこと言うなよ
うまれちゃった寂しいを定義
埋もれさせてたまるか
伝えたいことの半分も
伝えないことを選んだんだ
私より先に死ぬくせに

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