ホーチミン、再び。そして、去る者は追わないことについて。
5年ぶりにベトナムに来た。5年である。
結構な歳月ではないか。
2019年の秋、私は食中毒により救急搬送されたあげく元同期にこっぴどく振られ、母と「すごく可愛い写真を撮る旅行」を計画した。
振った女のLINEのアイコンが
どうであろうと関係ないであろうが
少なくとも美しくありたいと思った。
タンディン教会やスリ・タンディ・ユッタ・パニ寺院など脳死で「映える」写真を撮りまくった。コンチネンタル・ホテルに宿泊して、アフタヌーンティーやマッサージにも行った。
母娘の旅としては