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愛された記憶と自己肯定感について

※北森の関係者は読まない方が良いです。

私にはあまり親から愛された記憶がない
だから自分の歪みにも気づいている。

幼少期の家庭環境は微妙で
今流行りのアダルトチルドレンとか
毒親とか、双極性障害とか
ぜんぶがデパートみたいにつめられている。
ダラダラ語るほど楽しい話ではない。

だけど、良い思い出も沢山あるから
辛い時は記憶の甘い部分だけを拾い上げる。

高校時代、長く付き合っていた彼氏は
『春を愛する人』を
好きでもないのに本気で歌い続けた
苦笑いしながらも実はけっこう嬉しかった

GLAYなら『誘惑』が好きなくせに
そういうところが好きだった。

鞄を二つ持って、必ずドアを開けてくれた
制服のボタンも交換した、
ありがちで幸せだった。

浪人時代ほんの少し交際した相手は
黒のボールペンで名前を書くように言われて
シャープペンシルしかなく慌てている私に

ボールペンをぶっきらぼうに渡してきた
「2本あるの?」と聞いたら
「ない!俺は青で書くよ」と笑った。
東京に来てはじめて作り笑い以外で笑えた。

ねぇ、幸せかい?

SNSの急速な発展により
彼の結婚式をリアルタイムで目にしていた

遅ればせながらおめでとうございます
優しい君は幸せでいてください

大学時代の恋人は、
就職先の研修施設にラブレターと巨大なくまのぬいぐるみを送りつけ、同期の間で話題になった。

言葉がでないくらい驚いたし、恥ずかしかったけれど、誰かに愛されるのは嬉しい。

会社員時代の彼氏は
毎朝、車で実家マンションの前まで
迎えに来て二人で車通勤をしていた

ドライブスルーの朝マックが定番で
規則は破っていたが幸せだった。

たしかに愛されていた。

大学からの親友の異性は
荷物を取りに深夜0時から車を出して
二人で8時間近く健全なドライブをした
寝そうで叫びながら歌ってた
涙がでるくらいサイコーな男前と言える。

今でも私の親友だ。

記憶は暗澹たる憂鬱に
負けそうになった時、私を助けてくれる。

親が私を嫌っても
世の中には私を愛してくれる人がいるから
インナーチャイルド療法より効く

優しすぎる彼らを振っておいて
みずから不幸になるなんて
クソ女以下だから、不幸にはならない。

先日メンタルクリニックで 
こんな結果が出た

・(軽度)ADHD
→記憶力が良いためADHDだと気づかれない
・双極性障害
→いわゆる躁鬱病
・アダルトチルドレン優等生型

だいたいがわかっていたことだ。

子供ってものはあまり欲しくない。

私は「良い子」がわからないまま演じるけれど、子供は承認欲求のために使う道具じゃない。

自分を可哀想だとは思わない
親がズレているのはよくある話だ

肉親じゃなくても愛してくれる人はいるし
私だってきちんと他人を愛せているから。

MBTI診断では、INFJ>ENFPと出る。

演じている自分はENFP-Aで
素の自分はINFJ-Tなのだと思う。

愛された記憶がないなら
自分で作れば良いのだと思った。

というわけで愛してくれた人たちが
好きだった曲を聴きます。おやすみ世界。


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