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mamimume堂/国際結婚/晩婚&高齢出産おっかさん/ベルギー人夫と娘の3人家族の日…

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mamimume堂/国際結婚/晩婚&高齢出産おっかさん/ベルギー人夫と娘の3人家族の日々。絵を描くのが好き。料理も好き。自然が好きで、音楽がすきで、楽しいことが好き。フランス語を勉強中🇫🇷産後で迷子になった類。日々のくだらないことを全力で見つけて考えたい。

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記事一覧

手作りぽかり

暑い!!! 熱波の中、ノミちゃん連れてのお出かけは山登り並みに色々と用意しないと怖い。保冷バッグに水はもちろん、飲むゼリー、みかんジュース、手作りスポーツドリン…

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5日前
1

夜道にご用心

40にして生まれて始めて犬のうんこを踏んだ。 これまでにギリギリはあったと思うけど、こんなにきっちりと、ムニュっと、実感の持てる踏み方をしたことはなかった。出先か…

mamilim
7日前
1

Gの来訪

Gが例年より早めにいらっしゃった。小さなG。 幼体か、家性と言うよりは山とかによくいるタイプのやつか… 羽がなかったような感じもする。 逃げられる前に仕留めなければ…

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8日前
4

4th of July

何かをアウトプットしたいけれど、何から書いていいものかわからないまま時間だけが過ぎている。昔はふとしたことをメモするようにブログを書いてスッキリしていたけれど、…

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9日前
4

産後うつがやってきた

結局は未だ病院に行ってはいないのだけれど、産後うつになった。 ノミちゃんとの日々や、子育てのこと、離乳食のことも記録したかったけど、どう書いて良いやらわからなか…

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4か月前
9

第18話 ジーンズが入った

あっという間にノミちゃんは5ヶ月を迎えようとしている。もう5ヶ月かぁと思う反面、やっと… やっと… という気持ちも大きい。 ノミちゃんの著しい成長を間近で見て感動す…

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1年前
3

第17話 産後、ボロ布になった身体

聞いていた通り、出産で自分もボロ雑巾のようになった。『会陰マッサージオイルのお陰で、出産の傷も最小限で抑えられました!』 そんな口コミに釣られてオイルを買って使…

mamilim
1年前
2

第16話 産まれた 〜後半

続き〜 促進剤の効果は一晩中続いて、ほとんど眠ることはできなかった。少し休めるようになったと思えば、2日目の促進剤投与の時間になった。「怖くて促進剤を打ちたくな…

mamilim
1年前
6

第15話 産まれた 〜前半

2か月前、ついにノミちゃんが産まれました。 陣痛促進剤を使った計画分娩、2日かかりの所要時間30時間以上と見事な難産でした。 『ノミちゃんがスポンと生まれますように…

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1年前
6

第14話 Hotel Maman

グレさんは、毎日お腹に向かって話しかけてくれるのだけれど、グレさんの声に反応してぐり〜んと動くことが多くなった。私の声はもはやアンビエントなのか、声が小さくて聞…

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1年前
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第13話 ガルガル期

コロナの関係もあって、陣痛促進剤を使う計画分娩が病院の意向である。子宮筋腫もあるし出血量が多くなるかもとのことで、貯血をしたりと出産に備えていた。 しかし、38週…

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1年前
4

第12話 37週、駆け込みデート

まだまだ生まれるまで時間があるぞと言っていたら、あっという間に37週まできた。 とはいえ、まだまだ子宮口は硬く閉じている様子であった。 当の本人も、胎盤枕で手を頭に…

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1年前
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胎児

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1年前
3

第11話 自分のための子育てはじめをする

何度となく泣きじゃくってきた妊娠生活だったように思う。 泣きつく先はグレさんで、いつも受け止めてくれるので本当に仏のような人だなとありがたい。大きな愛でこんなわ…

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1年前
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第10話 妊娠後期、股関節痛と恥骨痛

妊娠33週を迎えた頃、ドスンと骨盤あたりに子が重たくのしかかる感じがした。 なんか今日は一段と重い… と言いながら、スーパーから歩いて帰った翌日、恥骨と股関節が痛く…

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1年前
6

第9話 マタニティブルー?

どんどんとお腹が大きくなってきた妊娠30週前後、ちょっとした鬱症状に見舞われた。 グレさんの家族たちと過ごした賑やかな日々も瞬く間に過ぎ、急に虚無感というか、でか…

mamilim
1年前
3

手作りぽかり

暑い!!! 熱波の中、ノミちゃん連れてのお出かけは山登り並みに色々と用意しないと怖い。保冷バッグに水はもちろん、飲むゼリー、みかんジュース、手作りスポーツドリンクなどを用意して挑み、おかげさまでみんな無事だった。 日差しから逃げるように店に入ると、今度は寒い!!! なので、ノミちゃんは薄い羽織が必須だし、私は温かい飲み物を頼む。このところ、内臓が冷えると途端に胃の調子が悪くなるのを感じるので、意識って大切だなぁとしみじみ。 手作りのスポーツドリンクについては、友達に「市

夜道にご用心

40にして生まれて始めて犬のうんこを踏んだ。 これまでにギリギリはあったと思うけど、こんなにきっちりと、ムニュっと、実感の持てる踏み方をしたことはなかった。出先からの帰りがけ、駅から歩いていて家は目前といったところでの出来事だった。暗くて全く見えてなかった。 夫に「あそこの草むらで取れるかな?」と街路樹の草むらを指されたけど、信号待ちのドライバーや、通りすがりの人たちに『この人うんこ踏んだんだ…』って絶対バレるじゃないか。どうにかしなければ家に入れてもらえそうにないので、

Gの来訪

Gが例年より早めにいらっしゃった。小さなG。 幼体か、家性と言うよりは山とかによくいるタイプのやつか… 羽がなかったような感じもする。 逃げられる前に仕留めなければ!と、ティッシュで捕まえようとするけど早くて逃げられた。あぁ…今頃どこにいるんだろう… ちょっと怯んでしまってエイッと仕留めれなかったことが本当に悔やまれる。夜中野放しと思うとあぁ嫌だ… Gを見た後は掃除をしないと気が済まない。でなければ、我が家のホスピタリティに喜ぶGを想像してしまうからだ。 希望は2つ。先

4th of July

何かをアウトプットしたいけれど、何から書いていいものかわからないまま時間だけが過ぎている。昔はふとしたことをメモするようにブログを書いてスッキリしていたけれど、このところはふと思ったことを次の瞬間忘れるので書き留めるにも至らない。とりあえずプロフィールを今の自分に見合ったものにした。 僕たちの記念日の歌があるよ!と夫が言った。世界的に有名な日だからね、半笑いで言うと、『そうだけど僕と君の特別な日の歌なんだよ』と夫は言った。そういう考え方は良いなと思った。 夫と付き合って3

産後うつがやってきた

結局は未だ病院に行ってはいないのだけれど、産後うつになった。 ノミちゃんとの日々や、子育てのこと、離乳食のことも記録したかったけど、どう書いて良いやらわからなかった。 楽しいふりなどできなかった。 昨年2月に子どもを産んでからというもの、自分にはこれっぽっちの余裕もなく、とにかくガムシャラだった。ずっと、自分が自分の人生を生きている感じではなかったし、この一年、いやひょっとするともっと長く、夫や子どもが優先で、自分自身は後回しだった。 毎日を子どもと2人で家で過ごす…

第18話 ジーンズが入った

あっという間にノミちゃんは5ヶ月を迎えようとしている。もう5ヶ月かぁと思う反面、やっと… やっと… という気持ちも大きい。 ノミちゃんの著しい成長を間近で見て感動する一方で、産後の心と体の不調は無視できないくらいに大きくて辛かったりする。節制することなく好き放題食べた結果、妊娠でたっぷり14キロ増えた体重はなかなか落ちず、完全に戻るには長い道のりである。筋肉は落ちて、なんかもう全体的に重力に従順というか、逆らうことなどまったくできない。 色んなことが産前や妊娠前と違いすぎ

第17話 産後、ボロ布になった身体

聞いていた通り、出産で自分もボロ雑巾のようになった。『会陰マッサージオイルのお陰で、出産の傷も最小限で抑えられました!』 そんな口コミに釣られてオイルを買って使っていたが、吸引分娩により傷は酷く、縫合には1時間程かかった。 余談になるが、ノミちゃんも出てきて『終わった…』と、心底ホッとしていたら縫合が始まった。麻酔なしでチクチクと縫われる痛みは、不意打ちにも程が過ぎた。陣痛から始まって二重苦、三重苦と、一体何の罰ゲームなんだと思った。 全て終わって二日ぶりの病室へ戻った

第16話 産まれた 〜後半

続き〜 促進剤の効果は一晩中続いて、ほとんど眠ることはできなかった。少し休めるようになったと思えば、2日目の促進剤投与の時間になった。「怖くて促進剤を打ちたくない。本当に痛いしもう嫌だ。」と泣いて訴えたけれど、もちろん聞き入れてはもらえなかった。 泣きべそをかいて投薬されるのを見つめていた。ある力を振り絞って逃げたかった。前日にすでに薬漬けになっていたからか、薬は10分そこらでガンガンに効き始め、再び悲鳴をあげないと済まない状態になった。 その日の陣痛室には、お隣のベッ

第15話 産まれた 〜前半

2か月前、ついにノミちゃんが産まれました。 陣痛促進剤を使った計画分娩、2日かかりの所要時間30時間以上と見事な難産でした。 『ノミちゃんがスポンと生まれますように』 あのお願いは、何処へ… 入院日、まずは子宮口を広げるためのバルーンを挿入をする為に処置室へ行った。説明を受けた時は「バルーンね、はーい」と軽く考えていたけれど、実際それだけで悶絶するくらいの痛みであった。不意打ちの激痛に私はショックを受けた。「バルーンがきっかけで陣痛が来て、すんなりと分娩って流れもある

第14話 Hotel Maman

グレさんは、毎日お腹に向かって話しかけてくれるのだけれど、グレさんの声に反応してぐり〜んと動くことが多くなった。私の声はもはやアンビエントなのか、声が小さくて聞こえないのか何の反応もないが、パパの声には反応するので、私はただの宿ーHotel Maman(ホテル マモ)なのかいと言った気持ちである。 先日、グレさんと散歩をしていて2人の影が映ったときに、「ココにもうすぐもう1人、人間の影が加わるのか〜」と、柄にもなくニヤけたのだった。その影は我々の間に入るのか、私側に来るのか

第13話 ガルガル期

コロナの関係もあって、陣痛促進剤を使う計画分娩が病院の意向である。子宮筋腫もあるし出血量が多くなるかもとのことで、貯血をしたりと出産に備えていた。 しかし、38週時点の検診ではやっぱりまだまだ子宮口は硬く、生まれそうにないとの判断が下り、最初に予定していた入院の日取りは延期となった。子宮が準備できてないと促進剤も効かないし、焦らず待とうというのが担当医の意向。 (それなら、思う存分遊ぼう…)っと、診察室で思ったのだった。 「まだだったよ〜、こうなったら存分に遊ぶよ。」と

第12話 37週、駆け込みデート

まだまだ生まれるまで時間があるぞと言っていたら、あっという間に37週まできた。 とはいえ、まだまだ子宮口は硬く閉じている様子であった。 当の本人も、胎盤枕で手を頭に当てて口をぺろぺろしたり、あくびをしたりして、ゆったりとお腹の中でくつろいでいるのがエコー検査に写っていた。 内診で指をグリッと膣の中に入れたりするんだけど、それが痛くて痛くて顔がひん曲がる。「まだっぽいな」という先生の声がして、イテテ…となりつつも『[まだっぽい] は、いつ [そろそろだな] に変わるのだろうか

第11話 自分のための子育てはじめをする

何度となく泣きじゃくってきた妊娠生活だったように思う。 泣きつく先はグレさんで、いつも受け止めてくれるので本当に仏のような人だなとありがたい。大きな愛でこんなわたしを受け止め、包んでくれるグレさんである。 けれども、自分を助けれるのは自分だけ、っということも忘れちゃいけないなっと。 里帰り出産ではないし、事情があって産後に母は来れないしで、グレさんが『パパ産後育休』を取って、2人体制で産直後に挑む予定であった。が、ココに来て「もしかすると休みが取れないかもしれない」といわ

第10話 妊娠後期、股関節痛と恥骨痛

妊娠33週を迎えた頃、ドスンと骨盤あたりに子が重たくのしかかる感じがした。 なんか今日は一段と重い… と言いながら、スーパーから歩いて帰った翌日、恥骨と股関節が痛くて歩けなくなった。まず最初の一歩がでない。歩くのも通常の半歩ずつしか動けないし、立ち上がるもイテテ… となるし、寝るにしたって痛くて寝返りが打てないという事態になった。 自分でもほとほと嫌になるが、動けなくなるともう一生動けないんだ… 寝たきりの婆さんなんだ… と思ってしまうのはなんでだろう。 恥骨の痛みなんて今

第9話 マタニティブルー?

どんどんとお腹が大きくなってきた妊娠30週前後、ちょっとした鬱症状に見舞われた。 グレさんの家族たちと過ごした賑やかな日々も瞬く間に過ぎ、急に虚無感というか、でかい腹と共に自分だけがポツンと取り残されているように感じ、急に悲しい気持ちに襲われた。 疲れもあったのだろうけど。 30週が過ぎてくるとお腹もまた一層重たくなるけど、そろそろいつでも入院できるように準備しといたほうがいいだとか、赤ちゃんがやってくる準備としてこれが必要だとか、急に考えることが多くなった。 どうしよ