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9月北海道旅 #1 積丹半島神威岬と名物ウニ

新しいシリーズを始めましょう。北海道に住んでいた頃の9月、シルバーウィークの旅。6泊7日?かなり長いけれどのんびりお付き合いください。

まずは神威岬(かむいみさき)にやってきました。本当に、人生で感動したスポット上位に入る場所です。ズバリ、場所は北海道のココ。積丹半島から日本海に少し出ている部分です。神威(カムイ)はアイヌ語で神を意味します。(ゴールデンカムイですね)

女人禁制の地とされる神威岬。ここらで女性を乗せた船が必ず転覆したらしく、明治の初めまで女人禁制は続いたそうです。こんな看板が出ていても皆ズカズカ入っていきますが。男女平等を重んじる時代とはいえ、こう書かれると神聖な感じがしますね。

さっそくこの景色!!私が事前に写真で見てすごい!!!と感動した景色が広がっていました。この道を今から歩くんだと冒険心をくすぐられます。

こんなに荒々しい海と山の自然を目の当たりにしたのは初めてかもしれません。まるで恐竜のような山肌。

見てください!この美しい積丹ブルー。無加工でこれです、綺麗すぎる!!ここまで美しい海を見たのは、石垣島以来という気がします。

案の定、風が強めでしたが夏なので涼しいと感じますね。私はロシアの風だ〜とかはしゃいでいました。

振り返ると万里の長城のような長い道のり。(行ったことないけど)

写真からもわかりますが、わりとアップダウンが激しくて疲れました。下が見えて少し怖い箇所もあったと記憶しています。天気良くて良かったけど悪天候は絶対に立ち入り禁止だよなあ。

神威岬の先端には灯台があって、明治の時代に建てられたもの。船の安全な航行のための施設です。

この飛び石()について↓

灯台には職員3名が険しい山道を行ったり来たりして勤務していたと。一歩踏み外せば海に落ちてしまう箇所があって、灯台を訪れる職員の家族らは大きな石を飛び跳ねながら伝って歩いていた。うそでしょーーここを!?怖すぎます。

ここまで来ると戻るのもそれなりに時間がかかりながら、駐車場に戻ってきました。
積丹ブルーソフトクリーム。ミントでさっぱり、見ても食べても涼やかでした。

この駐車場で、いかつい車がGLAYを大音量で流しているのを見かけて、ああ北海道だなという感じがしました。その車を見て一瞬、車高を低くするシャコタンって積丹が由来じゃないよねと思いました。(車高短です)ちなみに積丹の由来はアイヌ語で、「夏の場所」という意味らしいです。まさにこの季節だし素敵な名前!

積丹半島から町に戻る道中、「みさき」さんに積丹名物ウニを食べにやってきました。ここは並びました。積丹でウニを食べた話はその後3人くらいから聞きましたが、全員このお店でした。

実は私、小さい頃からウニが苦手でした。小さい頃スーパーで買ったウニを食べて気持ち悪くなってしまったことがあったのです。
でも積丹ってウニ有名だし、本場のを食べてみたい!食べれなかったら両親に食べてもらおうと贅沢に注文。

うに、いくら、かにの海鮮丼。3,300円

そしたらびっくり、めちゃくちゃ美味しいではありませんか!旅行マジックとか舌が大人になったとかも考えられますが、間違いなく、鮮度が高くて美味しいウニだからだと思います。有名なだけある…びっくり体験でした。

美しい3色

両親にあげるなんてことはなく笑、美味しくいただきました。美味しさを知りましたが、それ以来3年間、ほぼ食べていません。東京に帰って食べるウニがこの美味しかった経験を上回る気はせず、思い出をそのままにしたい…そんな気持ちです。いつかまたここのウニを食べに来たいな。存分に食べられるように貯金しよう。笑

つづく^^

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