日曜日が憂鬱だった私だけれど

今日、一人時間をもらった。
さぁ、何をしたいかな？
自分に問うた。

答えは、一つ。
コーヒーを買いに行きたいだった。

いつもなら、あれもこれもしたいと迷ってしまう。
せっかくもらえた唯一の一人時間なのだから、有意義に使わなくては。
と、力んでしまう。
そうして、思ったより何もできずに終わってしまう。
なんだかモヤモヤする。
そんなことが多々あった。

そんな人は、結構いるんじゃないだろうか？
私も、そんな人のうちの一人だった。
一人時間がほしいのに、そんなモヤモヤを感じてしまう日曜日が、なんだか憂鬱だった。

しかし、最近は、そのモヤモヤからは解放された。
なぜか。
『唯一の』『有意義に』と、いう言葉に縛られるのをやめたからだ。
この一日しか私には無い。
こう思うと、急にプレッシャーが乗りかかる。
そして、無駄にしてはならない。
こう思うと、力んでしまう。

特別なこと。
大層なこと。
ものすごいこと。
と、いう大きな何かをしなければ、と無意識に自分に課してしまうのがしんどかった。
私は、プレッシャーに弱い。

だから、
特別なこと
大層なこと
ものすごいこと
を、こう言い換えることにした。
普通のこと
大したことないこと
どうでもいいこと
と。
すると、肩の力が抜けて、今やりたいことが浮かぶようになった。

そして、いつも自分に言い聞かす。
また、来週もあるしねと。