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怒りって、何?


はじめに

大切な家族。
だからこそ、傷つけてしまうことはないですか?

本当は大切にしたい。
それは決して嘘じゃない。
だけど、できない。

なぜなんだろう?

感情のコントロール。
特に、怒りの感情をコントロールできたら、
傷つけずにすむのかな。
そうやって私は、たくさん悩んできました。

今回は、この怒りについて知り、大切な人とコミュニケーションを取れるようになった
私の経験を2部にわたってシェア
します。
怒りの感情、感情のコントロールで困っている人のお役に少しでも立てるよう、想いを込めて書いた記事です。
かなり長くなるので、まずは、第1部怒りってなに?について書いていきます。

こちらの記事の参考文献は、こちら⇩
娘に購入したのですが、大人にもわかりやすく、参考になります

怒りの種と性質

怒ってイライラ。
この感情の深層には、怒りとは別の感情が存在するって、知っていますか?
実は怒りって、「悔しい」とか「残念」とか、
もともと怒りではない感情から、生まれたものなんです。

怒りの4つの性質のうちの1つとして、
相手が身近だと、余計に大きくなるという性質がある。
怒りは、相手が身近な人であればあるほど、
強くなってしまうよ。
「説明しなくてもわかってくれるはず」と
ゆだんしてしまうから、よけいに怒ってしまうんだ。
でも、本当は、身近な人ほど、きみにとってたいせつな人だよね。

もうふりまわされない!怒り・イライラ/監修名越康文 参考、引用

私は4年前まで、自分自身を、怒りっぽい短気な性格だと思っていました。
だから、この性格を変えようと必死で努力しました。

その努力とは、怒らないようにすること。
感情をとにかく抑えさえすれば、家族を傷つけずにすむ、そう思い込んでいました。
しかし、怒りは大きくなる一方でした。

そこで知ったのが、次のことでした。

気持ちの入れものがいっぱいになると…

こころのなかに、いろんな気持ちをしまっておく入れものがあると考えてみよう。
「うれしい」「楽しい」のような気持ち(快)はもちろん、
「悲しい」「心配」のような気持ち(不快)もしまっておくものだよ。
怒りは、この入れものが不快な気持ちでいっぱいになって、あふれてしまったときに生まれるんだ。

もうふりまわされない!怒り・イライラ/監修名越康文 引用

そう。
私は、心の中に、たくさんの感情を詰め込み過ぎていたのです。

本当は、娘を愛してあげたい。
でも、うまくできない。
それが苦しくって、悲しい
本当は夫に、手伝ってって言いたい。
でも、頼れない。
それが辛い

私の心の奥にあったのは、怒りじゃなく、
「悲しい」「辛い」という不快な感情だったのです。

そのことを知り、変えるのは、性格じゃない。
怒りを通して、蓋をしてきた感情たちと向き合う。
行動を変えることだったんだと気づきました。


次回は、気づいた不快な感情を怒りではなく、
具体的に、どう言葉で伝えるのかを書いていきたいと思います。
この時点で、何か不明な点、質問や、もちろん感想などあれば、
ぜひコメント頂けたらと思います^_^

writer ゆうの

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